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千葉北 作田の波情報

ポイントガイド

片貝漁港の堤防の北にある広いビーチ。
比較的地形が決まりやすく、また漁港の国「物のお陰で南〜南西風に強い。
比較的オープンな雰囲気があったこのポイントも、近年はロングボーダーの増加等によってトラブルが発生しているとの報告もある。当然ながら、ルール&マナーには助ェ注意しよう。
駐車場は一年を通して土日は有料で、夏場は平日も有料。
※ビーチへの車両乗り入れは厳禁!!

○トイレ:有り
○シャワー:有り
千葉北のサーフィンスポット作田の最新波情報。
サーフィン経験の豊富なベテラン波専門スタッフがサーファー目線で波情報・波予想や注意事項、アドバイスなどを提供しています。 無料でもサーフィンに必要な情報を閲覧可能ですが、会員登録すれば、より詳細な情報や波専門スタッフによる分析・解析など全てのコンテンツをご覧いただけます。
  • サイズ

  • ブレイクコンディション

  • 天候

  • 中/南東/オンショア

  • フェイス

    B まぁまぁ

  • 人数

    15 人

  • ウネリ状態

    うねりパターン

  • ウェット

  • 水温

    23.4℃
    [気象庁解析データ]

  • コンディション

    [位置]

    [波数]

    [初級者アドバイス]
  • スタッフのつぶやき

  • PR
  • 波動画&画像

    作田

    作田右側

    定点

    作田正面

    定点

    作田左側

    定点

    作田

    live

    作田(手撮り)

    携帯
  • Waveシミュレーター

  • タイドグラフ

    作田

    1. 00 >>>>>>>>>>> 107
    2. 01 >>>>>>>>>>>> 120
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    11. 10 > 10
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    14. 13 > 9
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    潮回り

    中潮

    満潮

    03:51 / 18:50

    干潮

    11:27 / 23:13

    日出/日入

    04:22 / 18:57

    潮回り

    中潮

    満潮

    04:38 / 19:22

    干潮

    12:10 / 23:55

    日出/日入

    04:22 / 18:57

    潮回り

    中潮

    満潮

    05:25 / 19:50

    干潮

    12:49

    日出/日入

    04:23 / 18:57

  • 雨雲シミュレーター

    2025/06/27 21:40

  • ピンポイントSWELL予測値(3H毎) 作田

    (m)
    矢印 波向き
    NOW
  • ピンポイントWIND予測値(1H毎) 作田

    (m)
    矢印 風向き
    NOW

千葉北 エリア 波概況

前半は全域で弱い北寄りの風予報。面を大きく乱されずに遊べそう

[ビギナーアドバイス]


前半は全域で弱い北寄りの風予報。面を大きく乱されずに遊べそう

[ビギナーアドバイス]

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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


地形にとってはサイズやカレントの穏やかさが砂を手前に集める傾向だったので、分断している深いセクションを多少ながら埋めてくれたり、バラけた仕上がりにも所々でエリアの拡大はありましたが、地形に残るカレントがサイズとともに余計な強まりになってしまい、力の弱い波質によってスムーズさや距離を狙えるセクションが少ない印象です。

それでは、地形レポートです!

一宮

6/25水曜日の9時半頃。 潮は干潮寸前です。前回の時点で可能性があった南東コンディションは影響した低気圧が一時的に台風まで発達したので、以前よりも期待が高まる状況になり、腹〜胸もどきではあったものの前日からのウネリの雰囲気はそれまでの厳しい対応に比べれば滑れる波も増えていて、この日の胸前後の反応が久しぶりにミドル〜アウトのブレイクを見せてくれました。
一宮1
地形に関しても、以前のカレントの影響を引きずり全体的にまとまりは悪い状況ですが、フラットのようなコンディションが続いてサーフエリアに砂が戻ってきた印象もあり、潮が多い時間帯のインサイドセクションの対応を維持し、ミドル〜アウトも少しずつ浅さを取り戻しているので、前回の大潮よりも大きいこの日の干潮に助けられ、広範囲な反応が復活していました。
一宮2
しかし、今のところウネリとしてもハッキリしない反応が力の弱い波質でもあり、地形のまとまりの悪さとサイズとともに強まったカレントによってスムーズなセクションが少なく、この時の潮位は広範囲でブレイクしていながら、ヨレや重なりに妨害されて見た目より距離を繋ぐのが難しそうでした。
一宮3
潮の動きの大きさが安定した形を狙えらなくしていて、満タン前後の手前に集まる反応に対しても、不安定なピークやボヨつきセクションからのショアブレイクに苦戦するかもしれません。

サンライズ

6/25水曜日の10時半頃。干潮の潮止まりです。前回以降も風波のヨレをきっかけにした湖畔のようなブレイクに苦戦させられていましたが、前日からのウネリの雰囲気によって対応が限られた地形に波らしいブレイクが復活し、ショアブレイクに乗りしろを探せたり干潮時のミドルエリアの反応も増え、この日の胸〜肩セットに関してはポイント全域を使える状態を取り戻していました。
サンライズ1
この時の反応は干潮の大きさに助けられてサイズ以上の広がりがあったので、フェイスが途切れるセクションもスムーズではありませんが以前より距離が伸びていたように思います。
サンライズ2
地形のまとまりの悪さやバラけた仕上がりは変わりなく、全体的にミドルエリアとインサイドが分断されてヨレやボヨりが残った状態ながら、こことってもフラットのようなコンディションやカレントの弱まりによって砂の付きが良くなっていたので、前回よりも深いセクションが狭くなったりアウト寄りで少しずつ浅さを取り戻し、以前より横移動できる波になっていた様子です。潮の動きが反応を不安定して極端な変化が気になる雰囲気ながら、特に化けるタイミングもなく、この日のサイズがあれば干潮時の広範囲なブレイクと満タンのショアブレイクに違った波を遊べそうでした。
サンライズ3
左右の堤防周辺や正面エリアをきっかけにしたピークを維持できていましたが、浮力の強いボードで乗り繋げる右側のブレイクに対応が片寄っていました。1日を通すと低い潮位が目立っているものの、サイズがあればショアブレイクに拘らなくても波が確保されていたので、ハッキリしない波質にとっては無難な狙い目になるかもしれません。

東浪見

6/25水曜日の11時半頃。 潮は上げ始めるタイミングです。力の弱さやハッキリしないブレイクが気になりつつ、ここにとっても前日の腹〜胸もどきの反応は日中の潮位でミドルエリアのブレイクを増やしたり、朝夕の時間帯にショアブレイクの乗りしろを広げてくれたので、台風崩れの低気圧を含めて南東コンディションにサイズの期待が高まっていました。
東浪見1
この日の胸〜肩サイズは大潮と重なり、干潮の潮止まりにかけてミドル〜アウトで横移動を遊べるセクションが復活したので、波が痩せてピークのバラつきが気になりつつも右側を基準にすると浮力の強いボードで距離を遊べる波を取り戻し、正面エリアは比較的しっかりしたファーストセクションを楽しめていた様子です。
東浪見2
しかし、残念ながらここも地形のまとまりが悪い状態で、全体的に砂の集まり具合いはいい雰囲気が続いていましたが、以前対応が良かった場所ではインサイドの極端な浅さや中途半端な広がりが途切れ途切れなセクションを目立たせています。特に左側のブレイクがハッキリせず、形のきっかけは残っているものの乗り繋げる波がかなり減った印象です。
東浪見3
潮が増えてからのショアブレイクに関しても、地形の状況やそれに伴ったカレントがまとまりを複雑にしてしまい、ウネリとしては惰力のような波質がヨレや重なりを強めてピークを探し難くしそうです。潮の動きの早さが変化の最中のまとまりにボヨつきを強めていたので、落ち着き傾向なサイズには引きの変化の方が無難な対応を狙えると思います。

志田

6/25水曜日の14時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。一宮〜東浪見区間より控えめな波数やサイズ感に物足りなさを感じつつ、前日の反応に以前からの形でボリュームした波を狙えていたので、ショートボードの対応にも楽しめるセクションを探せるようなり、この日の安定した腰〜腹ブレイクは横移動できる波が確保され、胸サイズのセットでピークから滑走できるセクションや距離を取り戻していました。
志田下1
他のポイントよりも穏やかなコンディションが続いていたので、ビーチに砂が集まる傾向は手前のセクションを狭くしていましたが、ミドル〜アウトにかけての広さをキープしていた仕上がりがスムーズなセクションを残し、一宮〜東浪見区間の変化より悪影響は少ない印象です。
志田下2
サイズと潮時によってワイドなピークが増えていたり、力の弱い波質が滑りを悪くているので、見た目より形通りに滑れないブレイクも目立っていましたが、ここの方が他より素直な波を狙えていたと思います。
志田下3
上げに向かうこの時のタイミングからボヨつきが気になり始め、干潮前後のピークのバラつきとペラペラなフェイスが悪影響な変化ではあるものの、胸〜肩範囲の反応があれば潮が動いている最中に形のまとまりやスムーズに滑れる時間帯を期待でき、ウネリのきっかけが残る期間は腰〜腹サイズでも滑れるフェイスを探せそうでした。

太東

6/25水曜日の15時頃。 潮はハーフタイドから満タンに近い時間帯です。
ロングボードを使っても厳しいフラットのような期間が続いていたので、遅れながらもこの日の反応で久しぶりに狙えるサイズが復活した様子です。台風崩れの低気圧を含めたサイズのきっかけはここにとって以前より対応できる可能性が上がり、波質としてもウネリの反応に期待できる状況が落ち着き始めてからの賞味期限を延長してくれそうな雰囲気です。
太東1
ビーチの砂の集まり具合いや前回よりもハッキリしないブレイクは仕上がりをボカしている印象ですが、それ以外の悪影響は気にならず、志田と同じく素直さをキープしながら極端な地形の変化を防げていると思います。
太東2
この時の潮の多さはインサイドにかけてブレイクする波を激減させていながら、ウネリの波質に対してはボヨつきに阻まれながらもピークのきっかけを掴めるセクションをキープしていたので、ほぼ満タンな潮位ではありましたが、ロングボードを使えばウネリの状態で滑れる波が残っていました。
太東3
腹〜胸以上のサイズが反応すると上げに向かう最中の形のまとまりが狙い目になると思いますが、この日のサイズにとっては引き始めから干潮の時間帯に広がる無難な距離感が対応の基準になっていました。

夷隅

6/25水曜日の16時頃。 潮は満タン寸前です。熱低が絡んだ南東コンディションは以前よりもウネリの期待が高まり、ここを狙える可能性が復活したものの、今のところハッキリした反応は見当たりませんでした。この時の潮位が狙い目ではありませんが、手前に集まるショアブレイクセクションの狭さやピークのきっかけになるエリアの様子からは地形に反応する仕上がりはなく、今回も全体的に状態が悪い印象です。
いすみ1
No.1に残るレフトの地形に望みが託されていながら、南が絡む波向では堤防に吸い込まれる形になってしまい、見た目以上に狭いフェイスが横移動を制限していたように思います。
いすみ2
波質としては干潮の変化が気になる状況ですが、その他のエリアに特別な変化を期待できる雰囲気はなく、No.1に関しても広範囲な反応がショアブレイクをワイドしたり、右からシフトするレギュラーに形を不安定にされそうです。
いすみ3
東や北東のウネリに形を重視な狙い目が残されていますが、南が絡むコンディションに対しては基本的に太東〜一宮の対応の方が無難だと思います。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新からも前線の解除が梅雨とは思えないような状況ではあったものの、変わらず沖の気圧配置にウネリやサイズに繋がる要因がなく、南西コンディションの強まりには風波の期待もできず、ヨレた波にピークや乗りしろを探せても力が弱いショアブレイクの重なりに難易度を上げられてしまい、狙えるブレイクの少なさや潮汐に影響された反応の変化がポジション取りを含めて対応を更に難しくしていた印象です。
しかし、前回裏切られた南東コンディションが今回は予報通りに到達し、勢力としては気にしていなかった低気圧も一時的に台風まで発達したので、サイズアップの可能性が確信に変わり、火曜日の時点で腹〜胸サイズに復活したセットを狙えるようになっていました。
太東の控えめな反応と夷隅の地形の悪さを除くと水曜日には安定した胸サイズが用意され、前回よりも大きい大潮によって久しぶりにミドル〜アウトの反応に横移動できる景色があり、潮が多い時間帯のショアブレイクのまとまりに関しても攻めれるセクションを増やしてくれました。

さて、この先の波は、前日に活躍したサイズ感もウネリとしては非力な反応だったので、木曜日(6/26)の朝の時点では東寄りの波向に変わりながら胸〜肩サイズをキープしていたものの、南西の面ツルコンディションによって既に落ち着きが早まっている様子です。
前線が復活する雰囲気からはウネリやサイズを期待できず、後半の期間はポジション的に遠ざかる予報ながら、南西コンディションを突破する反応は今のところなさそうです。
更新後から潮の動きが小さい期間なので、干満時の極端な変化が解消されて日に日に手前の地形を使える時間帯が増えると思いますが、期待できないサイズに対してはミドル〜アウトの地形に反応するエリアが狭くなってしまい、ボヨつきによって狙えなくなるのも時間の問題かもしれません。
先週のようなショアブレイクの対応に限定されると浮力の強いボードに頼っても対処が難しそうです。

最後に、水温ですが、前回の更新頃にはトランクスで問題ない水温となって予想以上の温かさがありましたが、直後に強まった南西コンディションからは再び以前の冷たさに戻ってしまい、ここ数日はフルスーツの対応が無難な状況です。
週末(6/28~29)以降のオンショア気味たコンディションに温かさを期待できそうですが、南西後の入水は注意が必要だと思います。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊
photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


地形にとってはサイズやカレントの穏やかさが砂を手前に集める傾向だったので、分断している深いセクションを多少ながら埋めてくれたり、バラけた仕上がりにも所々でエリアの拡大はありましたが、地形に残るカレントがサイズとともに余計な強まりになってしまい、力の弱い波質によってスムーズさや距離を狙えるセクションが少ない印象です。

それでは、地形レポートです!

一宮

6/25水曜日の9時半頃。 潮は干潮寸前です。前回の時点で可能性があった南東コンディションは影響した低気圧が一時的に台風まで発達したので、以前よりも期待が高まる状況になり、腹〜胸もどきではあったものの前日からのウネリの雰囲気はそれまでの厳しい対応に比べれば滑れる波も増えていて、この日の胸前後の反応が久しぶりにミドル〜アウトのブレイクを見せてくれました。
一宮1
地形に関しても、以前のカレントの影響を引きずり全体的にまとまりは悪い状況ですが、フラットのようなコンディションが続いてサーフエリアに砂が戻ってきた印象もあり、潮が多い時間帯のインサイドセクションの対応を維持し、ミドル〜アウトも少しずつ浅さを取り戻しているので、前回の大潮よりも大きいこの日の干潮に助けられ、広範囲な反応が復活していました。
一宮2
しかし、今のところウネリとしてもハッキリしない反応が力の弱い波質でもあり、地形のまとまりの悪さとサイズとともに強まったカレントによってスムーズなセクションが少なく、この時の潮位は広範囲でブレイクしていながら、ヨレや重なりに妨害されて見た目より距離を繋ぐのが難しそうでした。
一宮3
潮の動きの大きさが安定した形を狙えらなくしていて、満タン前後の手前に集まる反応に対しても、不安定なピークやボヨつきセクションからのショアブレイクに苦戦するかもしれません。

サンライズ

6/25水曜日の10時半頃。干潮の潮止まりです。前回以降も風波のヨレをきっかけにした湖畔のようなブレイクに苦戦させられていましたが、前日からのウネリの雰囲気によって対応が限られた地形に波らしいブレイクが復活し、ショアブレイクに乗りしろを探せたり干潮時のミドルエリアの反応も増え、この日の胸〜肩セットに関してはポイント全域を使える状態を取り戻していました。
サンライズ1
この時の反応は干潮の大きさに助けられてサイズ以上の広がりがあったので、フェイスが途切れるセクションもスムーズではありませんが以前より距離が伸びていたように思います。
サンライズ2
地形のまとまりの悪さやバラけた仕上がりは変わりなく、全体的にミドルエリアとインサイドが分断されてヨレやボヨりが残った状態ながら、こことってもフラットのようなコンディションやカレントの弱まりによって砂の付きが良くなっていたので、前回よりも深いセクションが狭くなったりアウト寄りで少しずつ浅さを取り戻し、以前より横移動できる波になっていた様子です。潮の動きが反応を不安定して極端な変化が気になる雰囲気ながら、特に化けるタイミングもなく、この日のサイズがあれば干潮時の広範囲なブレイクと満タンのショアブレイクに違った波を遊べそうでした。
サンライズ3
左右の堤防周辺や正面エリアをきっかけにしたピークを維持できていましたが、浮力の強いボードで乗り繋げる右側のブレイクに対応が片寄っていました。1日を通すと低い潮位が目立っているものの、サイズがあればショアブレイクに拘らなくても波が確保されていたので、ハッキリしない波質にとっては無難な狙い目になるかもしれません。

東浪見

6/25水曜日の11時半頃。 潮は上げ始めるタイミングです。力の弱さやハッキリしないブレイクが気になりつつ、ここにとっても前日の腹〜胸もどきの反応は日中の潮位でミドルエリアのブレイクを増やしたり、朝夕の時間帯にショアブレイクの乗りしろを広げてくれたので、台風崩れの低気圧を含めて南東コンディションにサイズの期待が高まっていました。
東浪見1
この日の胸〜肩サイズは大潮と重なり、干潮の潮止まりにかけてミドル〜アウトで横移動を遊べるセクションが復活したので、波が痩せてピークのバラつきが気になりつつも右側を基準にすると浮力の強いボードで距離を遊べる波を取り戻し、正面エリアは比較的しっかりしたファーストセクションを楽しめていた様子です。
東浪見2
しかし、残念ながらここも地形のまとまりが悪い状態で、全体的に砂の集まり具合いはいい雰囲気が続いていましたが、以前対応が良かった場所ではインサイドの極端な浅さや中途半端な広がりが途切れ途切れなセクションを目立たせています。特に左側のブレイクがハッキリせず、形のきっかけは残っているものの乗り繋げる波がかなり減った印象です。
東浪見3
潮が増えてからのショアブレイクに関しても、地形の状況やそれに伴ったカレントがまとまりを複雑にしてしまい、ウネリとしては惰力のような波質がヨレや重なりを強めてピークを探し難くしそうです。潮の動きの早さが変化の最中のまとまりにボヨつきを強めていたので、落ち着き傾向なサイズには引きの変化の方が無難な対応を狙えると思います。

志田

6/25水曜日の14時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。一宮〜東浪見区間より控えめな波数やサイズ感に物足りなさを感じつつ、前日の反応に以前からの形でボリュームした波を狙えていたので、ショートボードの対応にも楽しめるセクションを探せるようなり、この日の安定した腰〜腹ブレイクは横移動できる波が確保され、胸サイズのセットでピークから滑走できるセクションや距離を取り戻していました。
志田下1
他のポイントよりも穏やかなコンディションが続いていたので、ビーチに砂が集まる傾向は手前のセクションを狭くしていましたが、ミドル〜アウトにかけての広さをキープしていた仕上がりがスムーズなセクションを残し、一宮〜東浪見区間の変化より悪影響は少ない印象です。
志田下2
サイズと潮時によってワイドなピークが増えていたり、力の弱い波質が滑りを悪くているので、見た目より形通りに滑れないブレイクも目立っていましたが、ここの方が他より素直な波を狙えていたと思います。
志田下3
上げに向かうこの時のタイミングからボヨつきが気になり始め、干潮前後のピークのバラつきとペラペラなフェイスが悪影響な変化ではあるものの、胸〜肩範囲の反応があれば潮が動いている最中に形のまとまりやスムーズに滑れる時間帯を期待でき、ウネリのきっかけが残る期間は腰〜腹サイズでも滑れるフェイスを探せそうでした。

太東

6/25水曜日の15時頃。 潮はハーフタイドから満タンに近い時間帯です。
ロングボードを使っても厳しいフラットのような期間が続いていたので、遅れながらもこの日の反応で久しぶりに狙えるサイズが復活した様子です。台風崩れの低気圧を含めたサイズのきっかけはここにとって以前より対応できる可能性が上がり、波質としてもウネリの反応に期待できる状況が落ち着き始めてからの賞味期限を延長してくれそうな雰囲気です。
太東1
ビーチの砂の集まり具合いや前回よりもハッキリしないブレイクは仕上がりをボカしている印象ですが、それ以外の悪影響は気にならず、志田と同じく素直さをキープしながら極端な地形の変化を防げていると思います。
太東2
この時の潮の多さはインサイドにかけてブレイクする波を激減させていながら、ウネリの波質に対してはボヨつきに阻まれながらもピークのきっかけを掴めるセクションをキープしていたので、ほぼ満タンな潮位ではありましたが、ロングボードを使えばウネリの状態で滑れる波が残っていました。
太東3
腹〜胸以上のサイズが反応すると上げに向かう最中の形のまとまりが狙い目になると思いますが、この日のサイズにとっては引き始めから干潮の時間帯に広がる無難な距離感が対応の基準になっていました。

夷隅

6/25水曜日の16時頃。 潮は満タン寸前です。熱低が絡んだ南東コンディションは以前よりもウネリの期待が高まり、ここを狙える可能性が復活したものの、今のところハッキリした反応は見当たりませんでした。この時の潮位が狙い目ではありませんが、手前に集まるショアブレイクセクションの狭さやピークのきっかけになるエリアの様子からは地形に反応する仕上がりはなく、今回も全体的に状態が悪い印象です。
いすみ1
No.1に残るレフトの地形に望みが託されていながら、南が絡む波向では堤防に吸い込まれる形になってしまい、見た目以上に狭いフェイスが横移動を制限していたように思います。
いすみ2
波質としては干潮の変化が気になる状況ですが、その他のエリアに特別な変化を期待できる雰囲気はなく、No.1に関しても広範囲な反応がショアブレイクをワイドしたり、右からシフトするレギュラーに形を不安定にされそうです。
いすみ3
東や北東のウネリに形を重視な狙い目が残されていますが、南が絡むコンディションに対しては基本的に太東〜一宮の対応の方が無難だと思います。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新からも前線の解除が梅雨とは思えないような状況ではあったものの、変わらず沖の気圧配置にウネリやサイズに繋がる要因がなく、南西コンディションの強まりには風波の期待もできず、ヨレた波にピークや乗りしろを探せても力が弱いショアブレイクの重なりに難易度を上げられてしまい、狙えるブレイクの少なさや潮汐に影響された反応の変化がポジション取りを含めて対応を更に難しくしていた印象です。
しかし、前回裏切られた南東コンディションが今回は予報通りに到達し、勢力としては気にしていなかった低気圧も一時的に台風まで発達したので、サイズアップの可能性が確信に変わり、火曜日の時点で腹〜胸サイズに復活したセットを狙えるようになっていました。
太東の控えめな反応と夷隅の地形の悪さを除くと水曜日には安定した胸サイズが用意され、前回よりも大きい大潮によって久しぶりにミドル〜アウトの反応に横移動できる景色があり、潮が多い時間帯のショアブレイクのまとまりに関しても攻めれるセクションを増やしてくれました。

さて、この先の波は、前日に活躍したサイズ感もウネリとしては非力な反応だったので、木曜日(6/26)の朝の時点では東寄りの波向に変わりながら胸〜肩サイズをキープしていたものの、南西の面ツルコンディションによって既に落ち着きが早まっている様子です。
前線が復活する雰囲気からはウネリやサイズを期待できず、後半の期間はポジション的に遠ざかる予報ながら、南西コンディションを突破する反応は今のところなさそうです。
更新後から潮の動きが小さい期間なので、干満時の極端な変化が解消されて日に日に手前の地形を使える時間帯が増えると思いますが、期待できないサイズに対してはミドル〜アウトの地形に反応するエリアが狭くなってしまい、ボヨつきによって狙えなくなるのも時間の問題かもしれません。
先週のようなショアブレイクの対応に限定されると浮力の強いボードに頼っても対処が難しそうです。

最後に、水温ですが、前回の更新頃にはトランクスで問題ない水温となって予想以上の温かさがありましたが、直後に強まった南西コンディションからは再び以前の冷たさに戻ってしまい、ここ数日はフルスーツの対応が無難な状況です。
週末(6/28~29)以降のオンショア気味たコンディションに温かさを期待できそうですが、南西後の入水は注意が必要だと思います。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

エリアウェザー

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データ波情報/ 千葉北 作田

28 28 28 28 28 28 28 28 29 29 29 29 29 29 29 29 30 30
時間 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03
天気
気温 23.8 22.9 23.9 29.5 29.8 29.3 26.3 23.4 22.7 22.0 22.8 29.1 30.0 28.7 26.7 24.4 23.6 23.0
波高
m
0.68 0.65 0.67 0.67 0.68 0.69 0.68 0.68 0.67 0.65 0.65 0.64 0.65 0.75 0.83 0.86 0.85 0.82
波向
風速
m/s
2.2 2.0 1.4 1.2 4.4 3.4 2.7 1.8 0.7 0.5 1.6 2.3 4.7 5.2 4.3 3.7 3.4 2.6
風向
潮位
cm
97 133 115 33 -5 55 110 98 87 120 125 57 6 45 104 101 80 104
28 28 28 28 28 28 28 28 29 29 29 29 29 29 29 29 30 30
時間 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03
天気
気温 23.8 22.9 23.9 29.5 29.8 29.3 26.3 23.4 22.7 22.0 22.8 29.1 30.0 28.7 26.7 24.4 23.6 23.0
波高
m
0.68 0.65 0.67 0.67 0.68 0.69 0.68 0.68 0.67 0.65 0.65 0.64 0.65 0.75 0.83 0.86 0.85 0.82
波向
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2.2 2.0 1.4 1.2 4.4 3.4 2.7 1.8 0.7 0.5 1.6 2.3 4.7 5.2 4.3 3.7 3.4 2.6
風向
潮位
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97 133 115 33 -5 55 110 98 87 120 125 57 6 45 104 101 80 104

千葉北 エリア 週間波予想
(sho)

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 29 (日)
    グラフ 30 (月)
    グラフ 1 (火)
    グラフ 2 (水)
    グラフ 3 (木)
  • 週間予想

  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 29 (日)
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  • 週間予想

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