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千葉北 片貝・新堤の波情報

ポイントガイド

片貝漁港Pの右よりに沖に延びる堤防があるが、その右側あたり。
片貝全般に癖の少ないイージーなブレイクが中心で波もコンスタントにあり、各種テクニックの練習に適している。
ただし堤防からのエントリーは危険が伴うのでビジターは安易に真似をしないほうが良い。

○トイレ:有り
○シャワー:有り
千葉北のサーフィンスポット片貝・新堤の最新波情報。
サーフィン経験の豊富なベテラン波専門スタッフがサーファー目線で波情報・波予想や注意事項、アドバイスなどを提供しています。 無料でもサーフィンに必要な情報を閲覧可能ですが、会員登録すれば、より詳細な情報や波専門スタッフによる分析・解析など全てのコンテンツをご覧いただけます。
  • サイズ

  • ブレイクコンディション

  • 天候

  • 微/北/サイドオフ

  • フェイス

    A 良好

  • 人数

    29 人

  • ウネリ状態

    うねりパターン

  • ウェット

  • 水温

    22.1℃
    [気象庁解析データ]

  • コンディション

    [波数]

  • スタッフのつぶやき

  • PR
  • 波動画&画像

    片貝・新堤

    片貝・新堤

    定点

    片貝・中央

    定点

    片貝

    live

    片貝・新堤 (手撮り)

    携帯
  • Waveシミュレーター

  • タイドグラフ

    片貝・新堤

    1. 00 >>>> 33
    2. 01 >>>> 31
    3. 02 >>>> 38
    4. 03 >>>>>> 51
    5. 04 >>>>>>> 67
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    7. 06 >>>>>>>>>> 97
    8. 07 >>>>>>>>>>> 108
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    10. 09 >>>>>>>>>>>> 114
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    12. 11 >>>>>>>>>>> 110
    13. 12 >>>>>>>>>>> 109
    14. 13 >>>>>>>>>>> 108
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    19. 18 >>>>>>>>>>>>> 129
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    1. 00 >>>>> 47
    2. 01 >>>> 40
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    17. 16 >>>>>>>>>>>> 117
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    22. 21 >>>>>>>>>>> 106
    23. 22 >>>>>>>>>> 93
    24. 23 >>>>>>>> 79
    1. 00 >>>>>>> 66
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    14. 13 >>>>>>>>>>>> 116
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    21. 20 >>>>>>>>>>>> 113
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    23. 22 >>>>>>>>>>> 105
    24. 23 >>>>>>>>>> 96
    潮回り

    小潮

    満潮

    09:26 / 18:08

    干潮

    01:20 / 13:03

    日出/日入

    05:54 / 16:46

    潮回り

    小潮

    満潮

    11:32 / 18:46

    干潮

    02:16 / 14:15

    日出/日入

    05:55 / 16:45

    潮回り

    長潮

    満潮

    12:39 / 20:15

    干潮

    03:31 / 16:56

    日出/日入

    05:56 / 16:44

  • 雨雲シミュレーター

    2025/10/28 03:40

  • ピンポイントSWELL予測値(3H毎) 片貝・新堤

    (m)
    矢印 波向き
    NOW
  • ピンポイントWIND予測値(1H毎) 片貝・新堤

    (m)
    矢印 風向き
    NOW

千葉北 エリア 波概況

明日はウネリが徐々に落ち着き全域で遊びやすいコンディションが期待出来る

[ビギナーアドバイス]


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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


前回以降は通過した低気圧からのウネリが予想よりも遅れて反応してしまい、狙い目に思えた土曜日(10/18)の南西コンディションに必要以上のサイズを残していたので、このエリア全域をクローズな景色に戻され、志田周辺の上級者セッションに見応えがありつつ、人が集中した太東の面ツルはレギュラーの奪い合いがかなりハードだった印象です。
翌日(10/19)の朝イチに関しても、その後は沖の前線にウネリを奪われて早めに落ち着きを取り戻し、今週は月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の北西コンディションにも整ったフェイスを探せたものの、北東コンディションの風波の雰囲気はお手頃な胸〜肩ブレイクを力の弱い乗り心地にしてしまい、ヨレてワイドになるピークや途切れるフェイスが目立ち、距離や滑り心地を楽しめる形を当てるのが難しくなっていました。
地形にとっても余計なカレントが残ってしまい、太東や志田のようなまとまりを残していた仕上がりに複雑なセクションが目立っていたり、まとまりを分断されていたポイントではこれまで以上に深いエリアが広がり、潮の動きにデメリットな変化も増やしていたので、オフショアやお手軽なサイズを狙えても対応を難しくされそうな状況です。

それでは、地形レポートです!

一宮

10/22水曜日の11時頃。干潮の潮止まりです。
一宮1
遅れて反応した予想以上のウネリに土曜日(10/18)の南西コンディションをハードな状態にされ、その後の落ち着きにもサイズとしては広範囲な反応をキープしていましたが、前回以降もオンショアのヨレやカレントの重なりが癖の悪いブレイクを増やしてしまい、規則性のない形にイマイチ乗りしろを探せず、左側やファミマ側で比較的風を防いだ波を探せていたものの、距離や乗り心地を楽しめるフェイスは少なかった印象です。
一宮2
地形的にも広範囲ながらバラけた広がりはポイント全域でスムーズなセクションを途切れ途切れにしていたので、弱い北西コンディションを狙えた月曜日(10/20)の午前中やこの日に関しても面ツルながら波のまとまりの悪さが目立っていて、ファーストセクションの限られたスムーズさしか遊べていませんでした。
一宮3
全体的にアウトの反応をメインに狙える状況ながら、カレントの余計な働きがボヨつくエリアを広げたりスムーズなフェイスをシフトさせている状況でもあるので、正面左側やファミマ側のインサイドの深さは干潮前後に合わせて悪影響を回避できているようですが、正面右側はミドルエリアに残るカレントセクションにアウトとインサイドの地形を分断されてしまい、サイズや潮位によっては沖と手前の使い分けが激しくなりそうです。

サンライズ

10/22水曜日の12時頃。潮は上げ始めです。
整った反応に期待していた土曜日(10/18)の南西コンディションを遅れて届いた低気圧のバックスウェルが台無しにしてしまい、落ち着きは早かったもののお手頃サイズを狙える頃には再びオンショアの影響が目立っていたので、前回以降も風のヨレやカレントとの重なりに形を妨害され、広がった地形を活かせるタイミングはほとんどなかった印象です。
サンライズ1
月曜日(10/22)やこの日の午前中のように弱い北西コンディションが面ツルを取り戻していましたが、今週からの波質はウネリと言うよりも風波の雰囲気に変わっていたので、反応としては力の弱い乗り心地がハッキリしないセクションを増やしたり、シフトするフェイスが見た目よりも乗りしろを短くしていて、ピークのきっかけになりつつ残っているカレントもデメリットに働き、全体的に形のスムーズさや距離を狙い難くされていました。
サンライズ2
地形にとってもまとまりを分断するカレントをキープしてしまい、インサイドの横の流れが全体的にショアブレイクの形を崩し、正面〜右側で強まっている沖に出す流れはレギュラーのまとまりを残しながらもフェイスのボヨつきを誘発していました。
サンライズ3
比較すると左側の地形の方が悪影響は気にならない印象でしたが、ファーストセクションに軽快さがあるもののミドル〜インサイドに信用できない形が多く、スムーズさに欠けた波が多い印象からは右側に確保されたレギュラーの雰囲気が無難な仕上がりに思えていて、サイズや潮位に合わせたエリアの使い分けにも形を狙えるセクションが残りそうです。

東浪見

10/22水曜日の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。
金曜日(10/17)の落ち着き具合いに物足りなさを感じつつ、狙い目としては土曜日(10/20)の南西コンディションに期待していましたが、遅れて届いたバックスウェルがクローズなサイズを反応させてしまい、整ったフェイスや素直なブレイクを取り戻したものの必要以上のウネリに対応を妨害され、地形にとっても厄介なカレントを残していた様子です。
東浪見1
日曜日(10/19)やこの日の北西コンディションの弱まりは午前中をメインに悪影響の少ない波を探せていましたが、落ち着いてからの胸〜肩ブレイクは風波の余韻に変わっていたので、ここの地形にも力の弱い乗り心地やスムーズさに欠けた形が多くなり、アウトにできるピークを維持していても素直に距離を楽しめるワケではありませんでした。
東浪見2
日曜日(10/19)やこの日の北西コンディションの弱まりは午前中をメインに悪影響の少ない波を探せていましたが、落ち着いてからの胸〜肩ブレイクは風波の余韻に変わっていたので、ここの地形にも力の弱い乗り心地やスムーズさに欠けた形が多くなり、アウトにできるピークを維持していても素直に距離を楽しめるワケではありませんでした。
東浪見3
左側の不規則な形は滑りのいいセクションが短く、形のきっかけを残した正面〜右側はボトムのボヨつきが目立ち、サイズや波質よりも地形の仕上がりに癖が強まっているように思えました。潮が多い時間のボヨつきや干潮前後のカレントの悪影響など、潮の動きにもデメリットを目立たせている状況です。

志田

10/23木曜日の9時頃。潮は干潮寸前の時間帯です。
ここにとっては土曜日(10/18)の南西コンディションが貴重な狙い目になっていましたが、このタイミングで届いた低気圧のバックスウェルによって必要以上のサイズが反応してしまい、午前中のクローズな景色にオフショアの整ったブレイクを妨害されていました。
昼頃の落ち着きと上げに向かう潮位でアウトの余計なブレイクが減少し、午後からは少しずつ形を取り戻した波を探せるようになったので、上級者〜プロクラスにとってはチューブセッションを焚き付けられるコンディションだったものの、一般向けとは言い難い波でもあったと思います。
志田下1
日曜日(10/19)の朝イチに限り面ツルと胸〜肩ブレイクをリベンジできていましたが、その後のウネリの落ち着きは早く、オンショアになってからのお手頃ブレイクに意地の悪さを感じていました。
月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の午前中にも弱い北西コンディションを狙えていましたが一宮方面ほどの面ツルを狙えず、北東の余韻が残る風波のようなサイズ感は見た目よりも力が弱く、クローズ後の荒れた地形や残っているカレントの影響を受けた形は乗り心地を楽しめるセクションを少なくしていた印象です。
志田下2
ここ数日のオンショアが胸〜肩・頭サイズを確保しつつ、風波に変わってからはフェイスのヨレや急なシフトが目立ってしまい形を楽しめない状態が続いています。地形にとっても毎週のクローズが余計な働きを誘発しているので変化が激しくなっていて、アウトにかけて全体的に十分な広がりを維持しているものの、カレントセクションの癖のある反応にスムーズさを妨害され、距離を楽しめるエリアや波が限定されていました。
志田下3
以前よりも正面エリアにカレントが集まっているので、左右の地形は意外や素直な広がりをキープできていましたが、以前よりも地形を縦断する働きも強まっていて、堤防から出るカレントも絡んで右側のまとまりが不安定な状態は変わりありません。この時のサイズには正面エリアのカレントがアウトのピークや右側からの形のきっかけを残していながら、サイズダウンにはボヨついた雰囲気を広げそうでした。

太東

10/23木曜日の10時半頃。干潮の潮止まりです。
太東1
落ち着きを取り戻した更新頃の様子からは土曜日(10/18)のオフショアがお手軽な波を届けてくれる雰囲気でしたが、低気圧のバックスウェルによって余計なサイズが反応し、オフショアと合わせて避難所的な出番に変わってしまいました。
干潮の変化と重なった午前中のまとまりのないブレイクは単なるハードなコンディションでしたが、昼頃からのサイズの落ち着きと上げに向かう潮の動きによって堤防周辺のまとまりが復活したので、混雑は防げなかったものの夕方にかけての胸〜肩ブレイクは質と形のいいレギュラーを狙えていたと思います。
太東2
日曜日(10/19)の朝イチまで面ツルとウネリの雰囲気をキープしつつ、その後の落ち着きの早さとオンショアコンディションで風波の腰腹ブレイクに変わってしまい、風のヨレとカレントとの重なりが歪なフェイスを増やしながら距離を狙い難くしていました。
太東3
カレントが形のきっかけになっていたものの、地形にとっては前回の時点でインサイドやミドルエリアにボヨつきや重なりを増やしていたので、潮が多い時間帯の対応に癖が目立っていました。
しかし、土曜日(10/18)のウネリがこれまで以上に地形を動かしていて、以前よりカレントを分散しながら余計な深さも多少解消した印象があり、複雑なセクションも残しつつ、堤防周辺にピークがハッキリする地形をまとめ、レギュラーの形をキープできていた様子です。
スムーズさに欠けた波になっていましたが、オフショアや落ち着いてからの反応にも対応できる広がりや形のまとまりを狙えそうです。

夷隅

10/23木曜日の12時頃。潮は上げ始めです。
夷隅1
前回以降の北東コンディションに対して比較的風を防げるポイントではあったので、ウネリを失った前回の更新頃や日曜日(10/19)〜火曜日(10/21)のサイズに関してはフェイスの狭さや波数の少なさが気になる雰囲気だったものの、整い具合いを重視すると日曜日(10/19)〜月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の午前中の風の弱さや北西コンディションに悪影響の少ないブレイクを探せていて、カレントのシフトや重なりは目立ちつつ、ここ数週間で広がったミドルエリアの地形でショアブレイクの乗り心地を遊べていたと思います。
夷隅2
ここにとっては南西の風がオンショアになるので土曜日(10/18)の狙い目からはそもそも外れていましたが、バックスウェルの余計なサイズやカレントはビーチを浸食しながらインサイド〜ミドルエリアの広がりを継続してくれていて、不安定な形のまとまりが気になりつつ対応するエリアが確保されていました。
夷隅3
潮の動きもオフショアを基準にすると基本的には干潮前後が無難な狙い目だと思いますが、頭以上のブレイクが頻繁なコンディションは普段より多めな潮位にも対応できる波を探せていました。
No.1の広がりにワイドなピークが目立っていたり、その他のエリアもコンパクトな形を狙えつつ、不規則なピークのポジションが思い通りの滑りをさせてくれない印象でもありました。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

さて、この先の波は、今週の北東コンディションで肩〜頭サイズをキープしていますが、オンショアのスタートから今回も低気圧の通過があるので、週末の天気を崩されつつ、風が弱まるタイミングやオフショアを狙えるかもしれません。
風波からウネリの波質を取り戻せる雰囲気ながら、サイズとしてはここ数日のオンショアの余韻と重なり、大陸側の低気圧の影響で今回の接近時は南東や東風のコンディションですが、サイズのきっかけとしては十分なので、前回のように必要以上の反応にアウトからの余計なブレイクを増やされそうです。
南東であれば太東〜志田周辺でヨレの少ない波を探せると思いますが、オフショアの狙い目は短く、再びオンショアに戻ってしまったり前線にウネリを奪われる予報としては、狙い目のコンディションとサイズ感がズレると残念な週になると思います。
形を保てるサイズの場合もこのエリア全域でレギュラー重視な反応を狙えつつ、バラけた地形の仕上がりに乗り心地のいいセクションを区切られてしまい、距離を乗れてもスムーズさを楽しめる波や潮時が限定されると思います。
残ったカレントは胸〜肩以上のサイズに対してピークやブレイクをハッキリさせる働きに期待できますが、落ち着いてからの反応にボヨつきを目立たせる雰囲気です。

最後に、水温ですが、外気とともに水温も冷たく感じていて、20℃くらいをキープしていますが以前のヌルさはなく、オンショア対策を含めてフルスーツが無難になっています。


[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊
photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


前回以降は通過した低気圧からのウネリが予想よりも遅れて反応してしまい、狙い目に思えた土曜日(10/18)の南西コンディションに必要以上のサイズを残していたので、このエリア全域をクローズな景色に戻され、志田周辺の上級者セッションに見応えがありつつ、人が集中した太東の面ツルはレギュラーの奪い合いがかなりハードだった印象です。
翌日(10/19)の朝イチに関しても、その後は沖の前線にウネリを奪われて早めに落ち着きを取り戻し、今週は月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の北西コンディションにも整ったフェイスを探せたものの、北東コンディションの風波の雰囲気はお手頃な胸〜肩ブレイクを力の弱い乗り心地にしてしまい、ヨレてワイドになるピークや途切れるフェイスが目立ち、距離や滑り心地を楽しめる形を当てるのが難しくなっていました。
地形にとっても余計なカレントが残ってしまい、太東や志田のようなまとまりを残していた仕上がりに複雑なセクションが目立っていたり、まとまりを分断されていたポイントではこれまで以上に深いエリアが広がり、潮の動きにデメリットな変化も増やしていたので、オフショアやお手軽なサイズを狙えても対応を難しくされそうな状況です。

それでは、地形レポートです!

一宮

10/22水曜日の11時頃。干潮の潮止まりです。
一宮1
遅れて反応した予想以上のウネリに土曜日(10/18)の南西コンディションをハードな状態にされ、その後の落ち着きにもサイズとしては広範囲な反応をキープしていましたが、前回以降もオンショアのヨレやカレントの重なりが癖の悪いブレイクを増やしてしまい、規則性のない形にイマイチ乗りしろを探せず、左側やファミマ側で比較的風を防いだ波を探せていたものの、距離や乗り心地を楽しめるフェイスは少なかった印象です。
一宮2
地形的にも広範囲ながらバラけた広がりはポイント全域でスムーズなセクションを途切れ途切れにしていたので、弱い北西コンディションを狙えた月曜日(10/20)の午前中やこの日に関しても面ツルながら波のまとまりの悪さが目立っていて、ファーストセクションの限られたスムーズさしか遊べていませんでした。
一宮3
全体的にアウトの反応をメインに狙える状況ながら、カレントの余計な働きがボヨつくエリアを広げたりスムーズなフェイスをシフトさせている状況でもあるので、正面左側やファミマ側のインサイドの深さは干潮前後に合わせて悪影響を回避できているようですが、正面右側はミドルエリアに残るカレントセクションにアウトとインサイドの地形を分断されてしまい、サイズや潮位によっては沖と手前の使い分けが激しくなりそうです。

サンライズ

10/22水曜日の12時頃。潮は上げ始めです。
整った反応に期待していた土曜日(10/18)の南西コンディションを遅れて届いた低気圧のバックスウェルが台無しにしてしまい、落ち着きは早かったもののお手頃サイズを狙える頃には再びオンショアの影響が目立っていたので、前回以降も風のヨレやカレントとの重なりに形を妨害され、広がった地形を活かせるタイミングはほとんどなかった印象です。
サンライズ1
月曜日(10/22)やこの日の午前中のように弱い北西コンディションが面ツルを取り戻していましたが、今週からの波質はウネリと言うよりも風波の雰囲気に変わっていたので、反応としては力の弱い乗り心地がハッキリしないセクションを増やしたり、シフトするフェイスが見た目よりも乗りしろを短くしていて、ピークのきっかけになりつつ残っているカレントもデメリットに働き、全体的に形のスムーズさや距離を狙い難くされていました。
サンライズ2
地形にとってもまとまりを分断するカレントをキープしてしまい、インサイドの横の流れが全体的にショアブレイクの形を崩し、正面〜右側で強まっている沖に出す流れはレギュラーのまとまりを残しながらもフェイスのボヨつきを誘発していました。
サンライズ3
比較すると左側の地形の方が悪影響は気にならない印象でしたが、ファーストセクションに軽快さがあるもののミドル〜インサイドに信用できない形が多く、スムーズさに欠けた波が多い印象からは右側に確保されたレギュラーの雰囲気が無難な仕上がりに思えていて、サイズや潮位に合わせたエリアの使い分けにも形を狙えるセクションが残りそうです。

東浪見

10/22水曜日の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。
金曜日(10/17)の落ち着き具合いに物足りなさを感じつつ、狙い目としては土曜日(10/20)の南西コンディションに期待していましたが、遅れて届いたバックスウェルがクローズなサイズを反応させてしまい、整ったフェイスや素直なブレイクを取り戻したものの必要以上のウネリに対応を妨害され、地形にとっても厄介なカレントを残していた様子です。
東浪見1
日曜日(10/19)やこの日の北西コンディションの弱まりは午前中をメインに悪影響の少ない波を探せていましたが、落ち着いてからの胸〜肩ブレイクは風波の余韻に変わっていたので、ここの地形にも力の弱い乗り心地やスムーズさに欠けた形が多くなり、アウトにできるピークを維持していても素直に距離を楽しめるワケではありませんでした。
東浪見2
日曜日(10/19)やこの日の北西コンディションの弱まりは午前中をメインに悪影響の少ない波を探せていましたが、落ち着いてからの胸〜肩ブレイクは風波の余韻に変わっていたので、ここの地形にも力の弱い乗り心地やスムーズさに欠けた形が多くなり、アウトにできるピークを維持していても素直に距離を楽しめるワケではありませんでした。
東浪見3
左側の不規則な形は滑りのいいセクションが短く、形のきっかけを残した正面〜右側はボトムのボヨつきが目立ち、サイズや波質よりも地形の仕上がりに癖が強まっているように思えました。潮が多い時間のボヨつきや干潮前後のカレントの悪影響など、潮の動きにもデメリットを目立たせている状況です。

志田

10/23木曜日の9時頃。潮は干潮寸前の時間帯です。
ここにとっては土曜日(10/18)の南西コンディションが貴重な狙い目になっていましたが、このタイミングで届いた低気圧のバックスウェルによって必要以上のサイズが反応してしまい、午前中のクローズな景色にオフショアの整ったブレイクを妨害されていました。
昼頃の落ち着きと上げに向かう潮位でアウトの余計なブレイクが減少し、午後からは少しずつ形を取り戻した波を探せるようになったので、上級者〜プロクラスにとってはチューブセッションを焚き付けられるコンディションだったものの、一般向けとは言い難い波でもあったと思います。
志田下1
日曜日(10/19)の朝イチに限り面ツルと胸〜肩ブレイクをリベンジできていましたが、その後のウネリの落ち着きは早く、オンショアになってからのお手頃ブレイクに意地の悪さを感じていました。
月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の午前中にも弱い北西コンディションを狙えていましたが一宮方面ほどの面ツルを狙えず、北東の余韻が残る風波のようなサイズ感は見た目よりも力が弱く、クローズ後の荒れた地形や残っているカレントの影響を受けた形は乗り心地を楽しめるセクションを少なくしていた印象です。
志田下2
ここ数日のオンショアが胸〜肩・頭サイズを確保しつつ、風波に変わってからはフェイスのヨレや急なシフトが目立ってしまい形を楽しめない状態が続いています。地形にとっても毎週のクローズが余計な働きを誘発しているので変化が激しくなっていて、アウトにかけて全体的に十分な広がりを維持しているものの、カレントセクションの癖のある反応にスムーズさを妨害され、距離を楽しめるエリアや波が限定されていました。
志田下3
以前よりも正面エリアにカレントが集まっているので、左右の地形は意外や素直な広がりをキープできていましたが、以前よりも地形を縦断する働きも強まっていて、堤防から出るカレントも絡んで右側のまとまりが不安定な状態は変わりありません。この時のサイズには正面エリアのカレントがアウトのピークや右側からの形のきっかけを残していながら、サイズダウンにはボヨついた雰囲気を広げそうでした。

太東

10/23木曜日の10時半頃。干潮の潮止まりです。
太東1
落ち着きを取り戻した更新頃の様子からは土曜日(10/18)のオフショアがお手軽な波を届けてくれる雰囲気でしたが、低気圧のバックスウェルによって余計なサイズが反応し、オフショアと合わせて避難所的な出番に変わってしまいました。
干潮の変化と重なった午前中のまとまりのないブレイクは単なるハードなコンディションでしたが、昼頃からのサイズの落ち着きと上げに向かう潮の動きによって堤防周辺のまとまりが復活したので、混雑は防げなかったものの夕方にかけての胸〜肩ブレイクは質と形のいいレギュラーを狙えていたと思います。
太東2
日曜日(10/19)の朝イチまで面ツルとウネリの雰囲気をキープしつつ、その後の落ち着きの早さとオンショアコンディションで風波の腰腹ブレイクに変わってしまい、風のヨレとカレントとの重なりが歪なフェイスを増やしながら距離を狙い難くしていました。
太東3
カレントが形のきっかけになっていたものの、地形にとっては前回の時点でインサイドやミドルエリアにボヨつきや重なりを増やしていたので、潮が多い時間帯の対応に癖が目立っていました。
しかし、土曜日(10/18)のウネリがこれまで以上に地形を動かしていて、以前よりカレントを分散しながら余計な深さも多少解消した印象があり、複雑なセクションも残しつつ、堤防周辺にピークがハッキリする地形をまとめ、レギュラーの形をキープできていた様子です。
スムーズさに欠けた波になっていましたが、オフショアや落ち着いてからの反応にも対応できる広がりや形のまとまりを狙えそうです。

夷隅

10/23木曜日の12時頃。潮は上げ始めです。
夷隅1
前回以降の北東コンディションに対して比較的風を防げるポイントではあったので、ウネリを失った前回の更新頃や日曜日(10/19)〜火曜日(10/21)のサイズに関してはフェイスの狭さや波数の少なさが気になる雰囲気だったものの、整い具合いを重視すると日曜日(10/19)〜月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の午前中の風の弱さや北西コンディションに悪影響の少ないブレイクを探せていて、カレントのシフトや重なりは目立ちつつ、ここ数週間で広がったミドルエリアの地形でショアブレイクの乗り心地を遊べていたと思います。
夷隅2
ここにとっては南西の風がオンショアになるので土曜日(10/18)の狙い目からはそもそも外れていましたが、バックスウェルの余計なサイズやカレントはビーチを浸食しながらインサイド〜ミドルエリアの広がりを継続してくれていて、不安定な形のまとまりが気になりつつ対応するエリアが確保されていました。
夷隅3
潮の動きもオフショアを基準にすると基本的には干潮前後が無難な狙い目だと思いますが、頭以上のブレイクが頻繁なコンディションは普段より多めな潮位にも対応できる波を探せていました。
No.1の広がりにワイドなピークが目立っていたり、その他のエリアもコンパクトな形を狙えつつ、不規則なピークのポジションが思い通りの滑りをさせてくれない印象でもありました。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

さて、この先の波は、今週の北東コンディションで肩〜頭サイズをキープしていますが、オンショアのスタートから今回も低気圧の通過があるので、週末の天気を崩されつつ、風が弱まるタイミングやオフショアを狙えるかもしれません。
風波からウネリの波質を取り戻せる雰囲気ながら、サイズとしてはここ数日のオンショアの余韻と重なり、大陸側の低気圧の影響で今回の接近時は南東や東風のコンディションですが、サイズのきっかけとしては十分なので、前回のように必要以上の反応にアウトからの余計なブレイクを増やされそうです。
南東であれば太東〜志田周辺でヨレの少ない波を探せると思いますが、オフショアの狙い目は短く、再びオンショアに戻ってしまったり前線にウネリを奪われる予報としては、狙い目のコンディションとサイズ感がズレると残念な週になると思います。
形を保てるサイズの場合もこのエリア全域でレギュラー重視な反応を狙えつつ、バラけた地形の仕上がりに乗り心地のいいセクションを区切られてしまい、距離を乗れてもスムーズさを楽しめる波や潮時が限定されると思います。
残ったカレントは胸〜肩以上のサイズに対してピークやブレイクをハッキリさせる働きに期待できますが、落ち着いてからの反応にボヨつきを目立たせる雰囲気です。

最後に、水温ですが、外気とともに水温も冷たく感じていて、20℃くらいをキープしていますが以前のヌルさはなく、オンショア対策を含めてフルスーツが無難になっています。

[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

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データ波情報/ 千葉北 片貝・新堤

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時間 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09 12 15 18 21 00 03 06 09
天気
気温 13.5 17.2 20.5 20.7 16.7 14.6 13.2 12.4 12.0 13.8 15.5 15.2 13.6 13.5 12.8 12.1 12.5 15.1
波高
m
1.46 1.32 1.20 1.13 1.08 1.10 1.30 1.22 1.22 1.39 1.46 1.45 1.51 1.65 1.76 1.84 1.91 2.02
波向
風速
m/s
3.5 5.8 3.2 2.8 4.3 4.6 4.5 3.6 4.6 5.7 6.3 6.2 5.8 6.0 5.9 6.2 5.9 6.8
風向
潮位
cm
97 114 109 118 129 94 47 45 82 111 114 114 122 106 66 46 68 104
28 28 28 28 28 28 29 29 29 29 29 29 29 29 30 30 30 30
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千葉北 エリア 週間波予想
(sho)

  • 11/1(土)をピークに低気圧からの南東ウネリが強まり、ハードになる場所も多くなりそうだ
  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 29 (水)
    グラフ 30 (木)
    グラフ 31 (金)
    グラフ 1 (土)
    グラフ 2 (日)
  • 週間予想

  • 11/1(土)をピークに低気圧からの南東ウネリが強まり、ハードになる場所も多くなりそうだ
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  • 週間予想

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