■リーマン駐在員 南アで入水
- クチコミ種別
10月30日からの9日間、願っても無いケープタウン出張。仕事と思いつつもやはり血が騒ぐ!
ある意味アフリカの聖地まで来て入水せずに帰国するのは死ぬ時に後悔すると決心。到着日に事前に調べたShopへ向かおうとしたが、ドピーカンの昼間でも人通りが少なく怪しい雰囲気なんで徒歩での検索は断念。webやレセプションでSurfツアーの情報を必死に検索。苦労の末「S.A. Surf Tours」へ 自分の思いのたけ(金曜日午後の半日2時間で良いから入水したい!板もウエット貸して欲しい!どうしても南アで入りたい)をe-mailでぶつけ、翌日にはwelcome 2返信メールに涙。早速電話で金額、板とウエットのサイズ、入りたい場所(J-Bayまでは片道500kmのため時間無く断念)、Pick-upポイントの詳細を打合せ、自分の顔と技量を知って貰うために追加e-mailを送りつけた。
月〜火曜と天気が崩れ、初めて波を見た水曜夕刻に愕然。。。とても手におえるサイズでない=八丈島で低気圧直撃中のような荒れ狂い。正直ビビった。けど、やらずには居られない。葛藤が始まる。。。
11月4日AMに会議終了後そそくさとスーツから海行きの服に着替えPick-upしてもらう。オランダ、英国などの入植により複雑な血筋を持つローカルAndreがVWのミニバンに板3本(6’1”、6’5”、自分の7’2”)とフルスーツを見せてくれ、さぁ出発。
町より海岸線の国道を南下し最初のポイントを見て安心。水曜の爆発状態に比べれば全然ましの頭くらい。Beachで4-5人入っていたが風が合わず面がガタツキ気味でガイドも薦めないので移動。走る事15分、崖の上から湾を望むReefポイントをチェック。3人入っている、サイズもかなりあるがショルダーが張らない。ガイドより提案「俺の地元はココから20分くらい。サイズは少し下がるけど、風はピッタシ。ただ10人くらい入っているから混んでる」と。10人なんて混んでる内に入らない。早く行こう!と急かす。途中南アのBig-Waveチャレンジを行なうポイントを横目にしながら、街中とは違う雰囲気を感じつつ目的地へ到着。
Sサイズのウエットと6’1”の板を貸してもらい、白砂の浜でストレッチをして気持を落ち着かせ、水の冷たさを覚悟していよいよ入水。足裏に大量の昆布を感じつつ興奮してい性か水も冷たく感じない。ラインアップへ到着し振り返ると波打ち際に迫る場所に家が建つ。その前にはテトラポットも皆無。嵐が来たら浸水すると余計な心配もしつつ、初めての波に苦労しながら何とか一発をGet。南ア人はこんな所でアジア人がSurfしてるのを見たこと無いらしくスッゴイ視線を感じた。2-3本で調子が戻りウッキウッキ「Surfing最高」と日本語で叫んでた。7月以来で思うようなトレーニングも出来なかったから明らかにパドルが遅く、マークされると絶対に乗れない(悔)。
それでも入水できた事、納得行く波も3本くらいあったこと。何よりロケーションの良さに(VTRで見た昆布の群れと海岸に大接近の家)感動し、ガイドが先に上がった事も気付かずに4hrsも浸かっておりました。潮が上げて割れづらくなりココで終了。無料冷水シャワーを浴びた後、Andreの「満足したか?」の問いには満面の笑顔で答えてやった。して波乗り談義をしながらHotelまで送り届けてもらい、何処かの海で再会できる事を願い固い握手をして南アの短いTripは終了した。
その夜、別行動を取っていた出張者との晩餐で無事に帰れてよかったね!と意味深な事を言われたぁ。
率直な感想=南アは波の宝庫です。
投稿者:
2005-11-13
参考になったと答えた人の数 738/1416