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4スター『Hainan Classic』終了!



11月中旬に終了した台湾での1スター&LQSに続き、この時期のアジアはASPラッシュ。
中国・海南島で4スター『Hainan Classic』が開催され、現地時間11月28日に終了しました。
期間中はスモールコンディションが続き、モバイル形式でベターな場所と時間帯を選んで進行。
ファイナルデイも公式2ftと波には恵まれませんでしたが、アジアでサーフィンを広めるために十分貢献していました。

ファイナルはQSランキング100位以下のデイヴィッド・シルヴァ(BRA)、ミゲル・トゥデラ(PER)のマンオンマン。
序盤にバックハンドでのリップとカービングで9.10をスコアしたデイヴィッドが主導権を握り、5.67のバックアップスコアを重ねます。ミゲルは6.77に加えて8.33をスコアしますが、逆転は出来ず...。
中盤からは波数が減ってしまい、両者共にスコアは伸びず、シチュエーションに変化は無く、デイヴィッド(写真最上部・下)が逃げ切る形で優勝!



「中国でQS初優勝を決められたのはとても嬉しいよ。サポートしてくれた全ての人に感謝したい。最高の気分さ。ファイナルでは最初から良いスコアを得たけど、もう一本が出せず安心出来なかったね。後半にスコアを出して優勝出来たんだ。難しい波だったけど、ラッキーな一本さえ掴めれば楽しかったよ」とデイヴィッド。

昨年のカイオ・イベリに続き、2年連続でブラジリアンが優勝。彼らのスモールコンディションでの強さを証明していました。
10月にポルトガルで開催されたワールドジュニアで3位に入り、ジュニアでは今シーズンのブラジル戦を始め優勝経験があるデイヴィッドですが、QSでは初優勝。
まだ19歳。来年は一気にクオリファイ圏内で争う選手に成長する可能性も十分にありそうです。



同時開催のISA主催『China Cup』で3位に入り、国別で金メダルを獲得したペルーの立役者となったミゲル(写真上)は、エアーとパワフルなスナップを武器にファイナルまで進出。

「最後までクロスゲームだったけど、負けてしまったね。でも、悲しみよりも嬉しい気持ちの方が強いよ。波は小さかったけど、自分にとって素晴らしいイベントだったさ」とコメント。

7月にペルーの「Pico Alto」で開催されたASPビッグウェーブワールドツアー第1戦『Billabong Pico Alto』に出場して公式20ftのビッグウェーブにチャレンジしていたミゲル。
スモールコンディションからビッグウェーブまでこなす彼もまたジュニア枠の才能ある若い選手です。



今イベントには大橋海人、仲村拓久未、稲葉玲王、加藤嵐、安井拓海、大澤伸幸、河村海沙、田中海周、都筑百斗、佐藤魁、川畑太志と多くの日本人選手が参加。
最高位はSFまで進出した田中海周(写真上)の3位でした。

なお、中国・海南島では12月5日〜12日にロングボードのワールドチャンピオンを決めるWLT『GoPro World Longboard Championship』が開催されます。
ディフェンディングチャンピオンのピッコロ・クレメンテ(PER)を始め、先日の台湾のLQSで優勝した テイラー・ジェンセン(USA)、日本からは畑雄二、尾頭信弘。ウィメンズには吉川広夏、小熊明美、鈴木由貴、岡澤紫穂が参加します。



4スター『Hainan Classic』結果
1位 デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
2位 ミゲル・トゥデラ(PER)
3位 田中海周、デイル・ラブロック(AUS)

『Hainan Classic』公式サイト



ASP公式サイト

photo: ASP Covered Images

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