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「F+xBCMコラボカレンダー解説:モリー・ピックラム」 - F+コラム

Text by つのだゆき

エフプラスコラム - ジョン・ジョン・フローレンス
ジョン・ジョン・フローレンス(Photo by WSL/Thiago Diz)

何でしょうね、ジョンジョン。やっぱ戻るのや~めた、って。代わりにラムジー・ブーキアムがワイルドカードをゲットした。よかったね、ラムジー。
世界中を家族とともに船で回って、いい波見つけてサーフィンして、フィルムに残して……みたいなことを昨年はやってたわけだけど、それをもっと続けたくなっちゃったってのが公式なアナウンスメントだけど、子供じゃあるまいしもっと遊んでた~い、みたいなのって、すごいな、と思う。でもそれは許されちゃうわけだし、遊んでいてもそれが仕事になるわけだから、スーパースターにはかなわない。
ツアーに帰るってアナウンスしたときには約束の1年が過ぎたし、みたいな感じで軽く復帰するって返事しちゃったけど、今になって気が変わったようだ。二人目ができたとか、膝がイマイチ完璧ではないとか、深読みはいくつでもできるけど、たぶんふっつ~に今の生活をもっと続けたいというだけのような気もする。ハワイ方面に探りは入れているけど。

エフプラスコラム
モリー・ピックラム(Photo by peter "joli" wilson)

2026カレンダー解説も9月までやってまいりました。女子のワールドチャンピオン、カレンダー紅一点のモリー・ピックラム。
このアクションがメイクだろうがワイプアウトだろうが、そんなことはあまり関係ないというか、そこはまるで気にしないで一目見て決めた一枚。なんかね、いよいよ女子もこの波のここに、こういう風に当てる時代が来たんだな、って感じ。
先ごろジュニアのタイトルを手にしたIsla Huppatz……確か、アイラ・ハパツっていうように聞いたように思うけど、昨年ベルズの時に友人との間で話題に上った名前で、元はヴィクトリア出身だけどゴールドコーストに移住したんだったと思う。逆だったかな。お姉さんがいて、そっちもうまくて私たちの話題になったんだと思う。もう本当に人の話はよく聞いておけって感じですよね。すっかり忘れちゃったし。でも変わった苗字だったので、ハパツ姉妹ってのは頭の片隅に引っかかってた。とにかくそのアイラも似たような攻め方してたと思う。

エフプラスコラム - モリー・ピックラム
モリー・ピックラム(Photo by WSL/Tony Heff)

モリーもついこの間までジュニアやってたような気がするけど、今は23歳、すっかり身体もでかくなってパワフルに成長した。165cm62kg、まぁCTの中ではそんなに大きいほうではないけど小さくはない。

今までの女子はここ、同じようにテールは抜けても成り行きで落っことす感じというか、ここからレール押し込まないというか、まぁ、蹴りだす、止まる、落とす、という流れなわけだけど、今はここ押し込むわけですよ、女子も。とはいえ、日本の女子はまだまだここ押し込まないけど。同じようなアクションでもここで浮いちゃってるというかフラットになっちゃってるというか、アプローチの段階からすでにラインは違ってるかな、と思う。

本当に近年の女子サーフィンの進化速度はすごいものがあると思う。10年前のメンズサーフィンと今のメンズサーフィンはそう大きく変わらない感じがするけど、女子は隔世の感がある。よって、世界の女子サーフィンはメンズサーフィンのレベルにグッと近づいている。残りはエアーぐらいかな。まぁ、その大きなうねりはリサ・アンダーソンの登場あたりから30年以上続いているわけだけど、このところターボかかって加速がすごい。
そして第何次かはわからないけど、女子は再びオーストラリアの黄金期が近づいていると思う。カノアとコナーに任せっぱなしの日本は彼らを除けばますます世界に置いていかれているんだけど、そのトレンドはこの先も続きそうにしか見えない。

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