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「オリンピックが開幕。ユウマとお別れ」 - F+コラム

Text by つのだゆき、Photo by snowy

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おかぁオレアリーが来てバタバタしている最中に、ユウマが亡くなった。
おかぁオレアリーはオーストラリアでコナー嫁が作ったオリンピック応援Tシャツを千葉方面の濃い人たちに配布に来ていたのだ。ハーレーが作ったのもあって、気合だ、気合だ、気合だ~。私、オリンピック追わない人なんで、開幕後も別の世界の出来事のようにしか感じていないわけだけど。

ユウマは前日寝るまで普通に元気で、ごはんも食べて、カウチにウンコして、まるで病気っぽくなく普通にしていたのだが、早朝気が付いたときにはすでに意識がなく、変な呼吸をしていて、あぁ、もう帰ってこないんだな、という感じ。というより、えっ、今日死ぬんだぁ、みたいな。
先住犬のラッキーの時も全く同じように何の前触れもなく逝ったので、とても意外だったし、ユウマも同じ。ステロイドが効いていて、数日前に獣医さんに行って、良さそうですね、と言われ、次のクールが終わったら血液検査してみましょう、とか言ってた矢先。先生も訃報に驚いていた。
まぁ、ステロイドの効くは2か月ぐらいというのは一般に言われていることらしいので、そうなのかなとも思うし、腸リンパ腫末期の余命は1か月から半年とからしいので、まぁ、通常どおりなんだろうけど、あんなに元気よかった猫がわずか6時間ぐらいで死んじゃうって、びっくりだったな。ある意味ピンピンコロリなので、結果オーライか。

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猫は基本みんな庭に直埋めなんだけど、夏で草ボーボーだし、ラッキーのお骨がまだ家にあって、なかなか土に返すきっかけがなかったので、ユウマ焼いてラッキー埋めようか、と思い火葬にした。ラッキーの時と同じ、つむぎセレモニーという、ワンボックス車の後部に火葬用の炉が備え付けられている移動式火葬場に来てもらった。
キレイな骨ではあったけど、やはり骨軟骨形成異常が進んでいたユウマの関節や背骨にはとげ状の変形部分が明らかにあって、正常の骨とは違っていた。まぁ、長生きしてそっちが激痛よりだいぶいいかな、と思った。すでに手の関節は曲がりにくくなっていて、ネコ特有の箱座りも写真のように変な風になってたから。
動物飼いのベテランなので、動物死ぬのもベテランなわけで、泣いたりわめいたりはない。生きているうちにやるだけやっているのでタラレバもなく、淡々と死後のルーティンが流れて行く。14歳と3か月。もう頑張らなくてもいい年なので、お疲れ様。

今週末は志田でなみのり甲子園。小中高の近未来の担い手たちの中に金の卵が見つかったらいいなぁ。できれば現状で出来上がってなくて、これから大きく変えられる素材。日本の強化選手の育て方ってショートスパンというか、今出てきている子の中から拾う感じなので、個人的には疑問符。完成品はあまり化けることもないように思うし、どう教えているのかは知らないけど、選手のサーフィンを見ている分にはちょっと前までのサーフィン理論のもとに教えられているようにしか見えない。ここ数年、世界のトップコンペシーンのサーフィンは大きく変わっていて、サーフィンのラインそのものもコロナ前とは大きく変わっている。その辺が正確に見えていないと、QSでしか勝てないサーファーになってしまう。QSやCSだけ見ていては、それは見えない。どこに当てるのか、どう当てるのか、どこでスピードを得てどう加速するのか。その最新のサーフィンメカニズムを正確に教わっていて、やろうとしている選手(できなくても)って、個人の感想ですけど、見当たらないように思う。

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