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4スター『Hainan Classic』終了!



中国の海南島で初めて開催されたASPスターイベント『Hainan Classic』が現地時間11月14日に終了。
会場の「日月湾」はピークとなった前日からサイズダウンしたものの、公式3ftはあり、ロングライド可能なレフトは健在。
ライブ中継を見ていた世界中のサーファーが中国というおよそサーフィンとは結び付かなかった国を見直した記念すべきイベントを締めくくるには最高のコンディションでした。

ファイナルはグレン・ホール(IRL・写真上)とロイデン・ブライソン(ZAF)がクロスゲームを繰り広げ、グレンが僅差で優勝。

「中国は素晴らしかったね。コンテストに関わらず、ここに来れたことに本当にストークしているよ。混雑知らずの海に凄い良い波。とても楽しんだね。最初の数日は2ftのファンウェーブで、その後は4ft、更に上がって良い波が続いた」とグレン。さらに「とても興奮しているよ!楽しい1週間だったし、優勝して15,000ドルも手に入れたんだ。最高さ」と表彰台でのインタビューに答えていました。


(グレン・ホール)

アイルランド出身のサーファーとしては、最もグレードが高いイベントで勝利を獲得したグレン。
マンオンマンとなったQFからは全てのヒートで8pt台をメイクし、上手い試合運びをしていた印象でした。
「ここには早く来て細かい分析をしていたよ。どんな波を掴めば良いのかとかね。朝は5時30分に起きて波のチェックだけしていた。フリーサーフィンさえしなかった。今日の波は大分違う感じだったから、ただ座って観察していたよ」とグレン。

直前には同じポイントでISAのイベントが開催されていたため、ダブルエントリーをしていなかった選手(グレンもISAの方には参加していない)はフリーサーフィンの時間も限られていましたが、グレンはサーフィンの基本である「波チェック」に重点を置いて上手くカバーをしていたようです。


(ロイデン・ブライソン)

2006年の『田原プロ』の覇者、ロイデン。ワールドツアーを回った経験もあり、今イベントの優勝候補筆頭でした。
ファイナルは8.43のハイスコアさえメイクしていたものの、バックアップスコアが僅かに及ばず...。
それでも表彰台では晴れ晴れとした表情で、「彼は親友さ。その親友の優勝にストークしているよ。今回は自分を除いて彼以外に優勝はあり得ないね(笑) あと、ここに来れたことにもストークしている。素晴らしい。こんな良い波があるなんて信じられなかったよ。間違いなく、再び戻ってくるよ!」と話していました。

なお、今イベントには大野修聖、田中樹、辻裕次郎、大澤伸幸、大橋海人、加藤嵐、高橋健人、林健太。
8人の日本人がエントリーしていましたが、大野修聖、林健太がQFまで進み、5位でフィニッシュしています。

次の注目イベントはオーストラリアのゴールドコーストで1月20日からスタートする『Billabong ASP World Junior』、ハワイのオアフ島・パイプラインで1月23日からスタートする『Volcom Pipe Pro』です。

『Hainan Classic』結果
1位 グレン・ホール(IRL)
2位 ロイデン・ブライソン(ZAF)
3位 ディオン・アトキンソン(AUS)、マーク・ラコマー(FRA)
5位 大野修聖(JPN)、トーマス・ハーメス(BRA)、林健太(JPN)、ジョアン・ドゥルー(FRA)
 
『Hainan Classic』公式サイト

Final Day Highlights - 2012 Hainan Classic


photo: ASP Covered Images

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