●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨)
気温:11〜25℃
平均水温:20℃
ウエットスーツ:シーガル〜フルスーツ

波:【週の中盤〜週末】
3(木)は前日に強まった北東風がおさまり、サイズダウンながら1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のデュランバーを中心にライド可能。
但し、日中は北風が強まり、厳しい状況になっていました。
風波の残りで1-2ftレンジのサイズをキープした4(金)は北西風が吹き込み、特にスナッパーロックスなどのポイントブレイクは影響がネックに...。
週末5(土)は朝から北〜北西風が強く、風波や東北東ウネリが強まったものの、厳しいコンディション。
南よりの風に変わった6(日)はサイズダウン。1-2ftレンジでロングやミッドレングスが活躍していました。

【週明け】
週明け7(月)は1-2ftレンジの東北東ウネリに強い南〜南東風。
やや風が強過ぎる感じがあったものの、贅沢さえ言わなければ広い範囲でライド可能。
8(火)は南東風が強く、南東よりのウネリにシフトしながらサイズアップ。前日に引き続き、風の影響が気になりながらもスナッパーロックスなどを中心に楽しめていました。
9(水)も南東よりのウネリが続き、朝の内は南西風。デュランバーはウネリの向きが悪く厳しかったものの、ポイントブレイクはバーレーヘッズ、スナッパーロックスなどがまずまずのコンディション。
シャークアタックの直後でサーファーも非常に少なくなっていました。

〜トピックス〜
・9/8(火)の夕方、グリーンマウントで46歳のサーファーが3メーター級のホオジロザメと思われるサメに襲われて死亡。
オーストラリアの東海岸でここ3か月間でシャークアタックによる4人目の死者となるが、ゴールドコーストのサーフポイントでシャークアタックが記録されたのは約62年ぶりです。

ゴールドコーストで、サメに襲われ40代サーファー死亡。豪東海岸で3か月で4人目

・9月〜10月にWSLのシリーズ戦『Australian Grand Slam of Surfing』が開催。
これは国を跨がない形のコンテストで、出場選手はオーストラリア在住のサーファーのみ。
ストラディ、キャバリタ、マーガレットリバーの3戦が行われ、9月13日〜14日にはキャバリタで『Tweed Coast Pro』が開催。
ローカルのステファニー・ギルモアを始め、サリー・フィッツギボンズ、タイラー・ライト、オーウェン・ライト、ジュリアン・ウィルソン、ジャック・ロビンソン他、CT選手とQSのトップが集結します!

WSLカウントダウンのオーストラリアNSW州イベント開催日が決定


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(9月11日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):11(金)に南東ウネリが強まり、南東風も強く、ハードコンディションになることが予想されています。
週末は東ウネリにシフトしながら落ち着く傾向、南東よりの風もおさまる傾向となる見込みなので、コンディションが整う場所もありそう。

※このGC(ゴールドコースト)波情報は、原則として週1回毎週金曜日の更新でお届けしています。
次回の更新は9月18日金曜日を予定しています。