●オーストラリア:NSW(ニューサウスウェールズ)・シドニー近郊
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:22〜27℃
水温:22〜24℃
ウエットスーツ:スプリング〜シーガル

波:【週の中盤〜週末】
マンリーで『Australian Open of Surfing』が開催中のために賑やかだった一週間。
2(水)〜3(木)にかけては南よりのウネリから東〜南東ウネリにシフトしながら2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)のサイズがあったものの、北〜北東風が吹き込み、シドニー以北のビーチは影響がネックに...。
ボンダイなどの風をかわす場所がベターで多くのサーファーが集まっていました。
4(金)は東〜北東ウネリにシフトしながらサイズダウン。相変わらず北〜北東風も吹き続き、風をかわす場所でロングや浮力があるボードで楽しむのがベスト。朝から晴れて穏やかな一日にビーチには沢山の人が和んでいました。
週末は5(土)の朝がベストだった場所が多く、南東ウネリが僅かに強まり、風も弱く、2-3ftレンジのFun Wave。
6(日)は朝から北よりの風が吹き込んで影響がネックとなり、ボンダイなどの風をかわす場所はスモール。
マンリーでは『Australian Open of Surfing』のファイナルデイ。風の影響が入った難しいコンディションながら、地形は良いため、選手達は素晴らしいパフォーマンスを披露していました。

【週明け】
週明け7(月)は東ウネリにシフトしながら2-3ftレンジのサイズをキープ。相変わらず北よりの風が吹き込み、影響が気になっていました。
8(火)も北よりの風が吹き続く中、2-4ftレンジ(ムネ〜カタ)プラスの新しい南よりのウネリが入り、ボンダイなどの風をかわす場所でも変化が!
晴れて日中は30度近くまで気温が上がり、サーフィン日和の一日でした。

〜トピックス〜
2月29日〜3月9日にマンリーで『Australian Open of Surfing』が開催され、ディオン・アトキンソン、ニッキ・ヴァン・ダイクが優勝。ファイナル前にはオッキー、バートン・リンチ、トム・キャロル、ダミアン・ハードマンによるスペシャルヒートも行なわれるなど凝った演出もあり、ビーチに集まった沢山のギャラリーは夏の最後のビッグイベントを満喫していたようです。

●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(3月8日時点での予想)
▼オーストラリア(NSW):南ウネリは息が短く、週の中盤〜週末は東〜北東ウネリがベースとなり、基本的にはスモールコンディションが続くことが予想されています。
風は週の中盤が弱く、週末は北〜北東風が入りやすくなる見込み。