●オーストラリア:GC(ゴールドコースト)
天気:晴・曇(通り雨も)
気温:19〜28℃
平均水温:22℃
ウエットスーツ:スプリング

波:【週の中盤〜週末】
週明けに強まった北よりの風は12(木)の日中に通り雨と共に収まり、ベストとなったスピットは2-3ftレンジ(コシ〜ムネ)のリッパブルなコンディション。
13(金)は朝から弱い西よりの風でグラッシーなフェイスでしたが、肝心のウネリが弱く、デュランバーでも1ft前後(ヒザ〜コシ)のスモールで物足りない状況でした。
週末は東よりのウネリが多少強まったものの、基本的にはスモール。15(日)は朝から北よりの風の影響がネックになっていましたが、日中は南西風に変わり、デュランバーの潮が引いていた時間帯は2-3ftレンジのリッパブルなコンディションに!

【週明け】
週明け16(月)〜17(火)は1-2ftレンジ(コシ〜ハラ)のスモール。風が南よりに変わった分、デュランバーを中心になんとか乗れる波はありましたが、基本的には物足りないコンディションでした。
東〜東南東ウネリが多少強まった18(水)は朝から南〜南東風が強く、バンピーで今ひとつ...。

〜トピックス〜
オアフ島・ノースショアのパイプラインで開催されていた『Billabong Pipe Masters』でミック・ファニングが3度目のワールドチャンピオンに輝きました。
優勝は1回ながら、最低が9位で他は5位以上とコンスタントな成績が今回のタイトルに結び付いたと思います。
表彰台では昨年同じようなシチュエーションで初のワールドタイトルを手に入れたパーコがワールドタイトルのカップをミックに手渡していました。
ミックはパーコ、ディンゴとクーリーキッズと呼ばれ、彼らと切磋琢磨してきたことで今の自分があるとスピーチ。
来年はミッチ・クルーズというミックやパーコよりも一つ下の世代の選手がルーキーとしてツアーを回り、良い刺激を与えてくれることでしょう。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月19日時点での予想)
▼オーストラリア(GC):東〜東南東ウネリのピークは週の中盤となり、週末はサイズダウンすることが予想されています。
北よりの風も入りやすくなる見込みなので、特にクーランガッタ方面は物足りないコンディションを覚悟した方が良さそう。