●ハワイ:オアフ島
天気:晴
平均気温:23℃
平均水温:25℃
ウエットスーツ:ラッシュガード〜タッパ

波:【ノースショア】
前週末からウネリが途切れてしまったノースショア。
トリプルクラウンの初戦『Reef Hawaiian Pro』もファイナルデイを前にオフが続いていました。
20(火)〜21(水)前半にかけてもスモールコンディションでしたが、後半から北よりのウネリが入り始め、22(木)にかけて4-6ftレンジ(ヘッドオーバー)までサイズアップ!
南よりのコナウィンドでクリーンなフェイスとなり、エフカイ/ププケア、、ロックパイル、ラニアケアなどを中心にハイレベルなセッションが行なわれていました。
なお、22(木)は感謝祭のため、波が上がっても『Reef Hawaiian Pro』のゴーサインは出されず...。
ウネリのピークが過ぎた23(金)も風は弱く、十分にサーファブルながら翌日に新しいウネリが入る予報だったため、引き続きコンテストはオフ。
そんな中、ロッキーでは日本人が沢山集まり、熱いセッションが繰り広げられていました。
24(土)は予報通り北北西と西北西ウネリが入り、3-5ftレンジ(カタ〜頭)までサイズアップ!
ハレイワでは『Reef Hawaiian Pro』のファイナルデイが行なわれ、その他の場所ではフリーサーフィンを満喫するサーファーで賑わっていました。
ウネリのピークが過ぎた25(日)はトレードウィンドが戻ってしまい、前半狙いでのサーフィンがベター。
週明け26(月)はトレードウィンドスウェルが加わり、まとまりに欠けたコンディションながら贅沢さえ言わなければライド可能でした。

【タウン周辺】
前週は季節外れの南南西ウネリが入っていましたが、長続きはしなく、20(火)〜21(水)にかけては弱い南南西ウネリとウィンドスウェルのスモールコンディション。
それでもトレードウィンドが収まったため、ロングやSUPならまずまず楽しめていました。
22(木)の感謝祭はサイズダウン。新しい北よりのウネリが入ったノースショアに向かうか、家でのんびりとターキーを食した人が多かったとか...。
23(金)は更にサイズダウンが進み、少しでも出来る場所にサーファーが集まっていました。
週末24(土)〜25(日)も新しいウネリは入らず、後半にはトレードウィンドも強まってしまい、厳しい状況に...。
週明け26(月)もほとんど変化は無く、トレードウィンドが多少収まった程度で基本的にはプアーな波が続いていました。

〜トピックス〜
今年で30周年を迎える『Vans Triple Crown of Surfing』の初戦『Reef Hawaiian Pro』はダークホース、セバスチャン・ズィーツ(HAW)が優勝してフィニッシュ。
第2戦はサンセットで11月25日〜12月6日に行なわれる『Van’s World Cup』です。
今イベントにもケリー・スレーター(USA)を始めとしたトップ34のメンバーや、強豪ハワイアンが多数エントリーしています。
ライブ中継は日本時間の早朝〜お昼頃にかけて行なわれるので、日本でも比較的観戦しやすいと思います。
見逃した方は全てのヒートを振り返ることが出来る「HEAT ANALYZER」でチェックしてみては?

『Vans Triple Crown of Surfing』公式サイト


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月27日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):週の中盤〜週末にかけて新しい北よりのウネリが入ることが予想されています。
トレードウィンドも収まる見込みなので、コンディション的にも期待出来そうです。
タウン周辺では弱い南よりのウネリが続く程度。
ロングやSUPでメローに楽しむのがベターになりそう。