●ハワイ:オアフ島
天気:晴時々曇
平均気温:25℃
平均水温:26℃
ウエットスーツ:タッパ〜スプリング

波:【ノースショア】
週明けに入った西北西ウネリに加え、23(水)〜24(木)にかけては北北西ウネリがプラスされ、トレードウィンドが強めながら多くの場所でグッドコンディションに恵まれていました。
ハレイワでは『Reef Hawaiian Pro』が3日連続で行なわれ、前半の波不足を払拭するようなパワフルなブレイクでファイナルデイを迎え、タジ・バロウが優勝(詳細はコンテストニュースで!)を決めました。
ウネリのピークが過ぎた25(金)も十分なサイズがあり、サンセットではコンテストの調整をするトッププロ達の姿が目立っていました。
週末は26(土)夜〜27(日)にかけて今シーズン最大の北北東〜北北西ウネリが入り、10-12ftレンジまでサイズアップしたサンセットでは『Reef Hawaiian Pro』がスタート!
パイプラインはアウターリーフから割れてクローズしていたものの、この強いウネリによってブレイクポイントに溜まっていた砂が移動し、バレルを形成する地形に変化。
ワイメアベイでもライダブルな波となり、やっと待ちに待ったノースショアのシーズンが到来したとサーファー達は話していました。
週明け28(月)は強いトレードウィンドの影響がネックになっていましたが、ウネリのピークが過ぎて前日より広い範囲でライド可能なコンディションに!

【タウン周辺】
週明けに入った南南西ウネリは長続きしなく、22(火)〜25(金)にかけてほぼ同じようなコンディション。
1ft前後(ヒザ〜コシ)のスモールにトレードウィンドが強く、ショートボードには物足りない状況に多くのサーファーがノースショアに向かっていました。
週末はトレードウィンドスウェルに反応して1サイズアップしていましたが、風が強く、波質は今一つ...。
週明け28(月)もほとんど変化は無く、サーファーも少なめでした。


〜トピックス〜
『Vans Triple Crown of Surfing』のセカンドイベント、プライム『Vans World Cup of Surfing』が11月24日〜12月6日にサンセットビーチで開催。
現地時間11月27日にスタートし、28日の時点でRound of 96が進行中です。
サンセットの波はクセがあり、厚いセクションをつなぐとインサイドはボウル状のバレルを形成。海全体が動いているようなワイルドなブレイクで、経験が重要なカギとなります。
ノースショアローカルのサニー・ガルシア、パンチョ・サリヴァンなどと他国から来た若い選手のライディングを比べるとその違いが良く分かるので、ライブ中継でチェックしてみて下さい。

『Vans Triple Crown of Surfing』公式サイト


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(11月29日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):ノースショアでは週の中盤にかけてサイズダウン傾向となるものの、1(木)にはハイサーフアドバイザリーレベルの新しい北〜北西ウネリが入ることが予想されています。
タウン周辺では断続的に南ウネリが入り、2(金)には久々に大きくサイズアップする見込みですが、トレードウィンドが強まる予報なので、風をかわす場所を狙いたいところです。