●ハワイ:オアフ島
天気: 晴れ時々曇り
平均気温: 26.5℃
ウエットスーツ:ベスト〜タッパ

波: 【ノースショア】
前半は今シーズン最大のジャイアントスウェルがヒット!フェイスで20−30ftまでサイズアップし、4(木)のサンセットビーチではトリプルクラウン第2戦『O’Neill World Cup』のファイナルが行なわれ、グーフィーフッターとしては11年振りとなるC.J・ホブグッドが優勝!西よりのウネリに傾いていたこの日のサンセットの波はとても素晴らしく、ライブ中継に釘付けになった方も多いのでは?
6(土)まではビッグスウェルが続き、アメージングデイと言えるコンディションが持続。8(月)にかけてはサイズダウンが進みましたが、それでも日本基準で考えれば十分なウネリが残り、9(火)は新しい北西ウネリが到達!パイプラインでは『Billabong Pipeline Masters』のファーストヒートが始まり、ハイレベルな戦いが繰り広げられていました。

【タウン周辺】
前週に引き続き、冬のタウンを象徴するようなスモールコンディション。弱いサウススウェルが続いた程度で、コアなサーファーには物足りない1週間でした。
ウエストではサウススウェルに加えて、北西ウネリに反応していましたが、ノースに比べると物足りない状況でした。


〜トピックス〜
トリプルクラウン第2戦『O’Neill World Cup』はC.J・ホブグッドの優勝で幕を閉じましたが、ファイナルに残ったジョーディ・スミスも負けずと注目を集めていました。
ジョーディはファイナルこそ波の選択ミスと右足の負傷、ボードが折れたためにロースコアの4位という結果でしたが、round of 32では完璧なバレルライドでイベント唯一のパーフェクト10をスコア。トータルでもハイエストヒートスコアとなる18.50を決め、更にQFでも18.00の2番目のスコアを叩き出していました。
なお、最終戦『Billabong Pipeline Masters』は今年も日本語のライブ中継が楽しめます。すでに12月8日からウェイティングピリオドに入っており、日本時間10日にスタート!興味がある方は公式サイトをチェック!

『Vans Triple Crown 公式サイト』

●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(12月10日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島): ノースショアに新しく入った北西ウネリは11(木)にかけて弱まる見込みですが、早くも12(金)には新しい北〜北西ウネリが入ることが予想されています。しばらくは波に困ることは無いでしょう。
一方、タウン周辺では11(木)に少し大きめのサウススウェルが入ることが予想されていますが、週末にかけてサイズダウン傾向。やはり、この時期のスウェルは長続きしないと考えた方が良いでしょう。