●バリ
天気: 曇り
気温: 23℃〜27℃
湿度: 85〜90%前後
ウエットスーツ: タッパ〜ロンスプ(リーフブーツ)
水温が低下気味なので要注意!

波:この1週間はビッグスウェルこそ入らなかったものの、コンスタントに頭前後の南西よりのウネリが続きました。
乾期特有の東よりの風が強かった日が多かったため、風をかわす西サイド中心のサーフィン。
ベストポイントはウルワツ、エアポート&クタリーフ、チャングーなど。
サンドバーが決まっているクタやレギャンビーチでも、時間帯によってはFun Waveでした。
なお、お盆休みで日本人のサーファーは比較的多めでしたが、原油高の影響で航空チケットにプラスαの料金「燃料サーチャージ」が必要なためか、昨年に比べるとバリに訪れるサーファーの数が少なくなっているようです。

〜トピックス〜
『Rip Curl Pro Search』の詳細は海外コンテストニュースでお伝えしていますが、ここで裏話を少し。
シーズン前半にしてすでに4勝を上げて独走態勢に入っているケリー・スレーターですが、このイベントはラウンド3でルーキーのティアゴ・ピレスを相手にまさかの敗退。イベント終了を待たずに他の国へ行ってしまうと思いきや、イベント会場以外でバリ島の波を満喫する姿が多数目撃されています。特に印象的だったのが、サヌールリーフでのサーフシーン。ジェットスキーで仲間数名と現れたケリーはもの凄いアクションを決めてさりげなく去ったそうです。
その時、一緒に入っていたのはローカルのキッズだけ。彼らにとっては一生心に残るような素晴らしいサーフシーンだったでしょう。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(8月15日時点での予想)
▼インドネシア(バリ島):週末は南西よりのウネリが弱まってしまい、東よりのウィンドスウェルがメインになる見込みですが、遊べるだけのサイズはキープしてくれそう。東よりの風が強まる見込みなので、西サイド中心のサーフィンが続くでしょう。
【潮回り】
週末は満月の大潮に重なるため、大きく潮が動きます。早朝がロータイド、午前10時頃にハイタイドを迎え、夕方がロータイドになります。