●ハワイ:オアフ島
天気: 晴れ時々曇り
平均気温: 23℃
ウエットスーツ:ベストやタッパ、寒がりの方はロンスプが必要

波: 【ノースショア】
ノースショア基準にしてはしばらくスモールサイズが続いていましたが、ようやく6(水)の後半から西北西ウネリが強まり始め、翌日の7(木)には8−12ftまでサイズアップ!
8(金)にかけてはトレードウィンドも弱まる傾向となり、セカンドリーフが割れていたパイプラインではビックウェーブを待っていたサーファーやボディーボーダーで激込み状態。特にコンテストを控えているボディーボーダーがラインナップの半数以上を占め、クレイジーなドロップを繰り返していました。
更に9(土)には新たな北北西ウネリが入り、12−15ftまでサイズアップ!12(火)にかけて十分なサイズがあり、クリーンなグッドコンディション!
やっと安定した波が続き、冬のノースショアらしいエキサイティングな1週間でした。

【タウン周辺】
前半はスモールサイズでしたが、後半は南南西ウネリが強まり、2−3ftまでサイズアップ!大半の上級者がノースに向かったこともあって目立った混雑はなく、メローなファンウェーブを満喫出来ました。

なお、この一週間はサウスのマカプー周辺でもグッドコンディションとなり、十分に遊べるコンデション!日本人プロサーファーの姿も多く見かけられました。

〜トピックス〜
先週ファイナルを終了したWQS3スター『Monster Energy Pro』と同時開催となった『Pipeline Bodysurfing Classic』はその名の通り、ボディサーフィンのコンテスト。
日本では馴染みが薄いボディサーフィンですが、ハワイでは結構やっている人が多く、身体一つで器用に波に乗る姿を良く見ることが出来ます。
今年のコンテスト優勝者は「Mike Stewart」彼はボディボードだけでは無く、ボディサーフィンも世界トップレベル。毎年同イベントで上位に食い込んで注目を浴びています。

また、『Monster Energy Pro』では、ファイナルでコンビネーションスコアに追い込まれたフレッド・パターチアが優勝を諦めて残り10分前にピンクのボディボードを持ってラインナップに現れたことをコンテストリポートでお伝えしましたが、実はそのボディボードで酷いワイプアウトをしてしまい、流されたために次の波ではボディサーフィンをしたのです。
そもそもフレッドがボディボードを持ってきたのは、ハワイアンの友人達が冗談で「アウトに戻れよ!ボディボードで!(笑)」と叫んでいたのが理由とのこと。
「素晴らしいコンテストだったし、とても楽しい時間を過ごせたよ」とフレッドは笑顔で話していました。

●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(2月12日時点での予想)
▼ハワイ諸島(オアフ島):
週の中盤には北西ウネリが強まり、フェイスで18−25ftまでサイズアップすることが予想されています。週末にかけてこのウネリが弱まりながらも続き、17(日)には新たな北西ウネリが入る見込み。
但し、強いトレードウィンドが戻ってくる予報なので、コンディションは風次第でしょう。

タウン周辺では15(金)に南〜南西ウネリが多少強まり、週末にかけてダウン傾向ながら遊べるだけのサイズが続く見込み。