天気:晴・曇のち大雨
気温:24℃〜30℃
ウエットスーツ:トランクス〜タッパ
波:
週を通して波が良い状態が続きましたが、予想以上に風が強い日が続きました。
週末にかけて若干のサイズアップが見られ、ヌサドゥアで最大7ft、スランガンで4ftと遊ぶには十分なサイズ。しかし風の影響でまともに滑れる状態ではなかったですね…。
しかも風が多少弱まった週明けの13(火)〜14(水)には何とか遊べた時間もありましたが、それも束の間。大雨が降り続き、サーフィンしているととっても皮膚が痛い感じ…。とにかく、まともにサーフィンができなくてスッキリしない一週間でしたね。

今週末から新月、前夜祭、ニュピ祭と続きます。バリ人にとっては一年で最も忙しい週になると思います。
※渡航者にご注意です。

バリ島・ヒンズー教最大のイベント、新年を祝うニュピ祭が開催されます。この日が正月にあたるわけです。この日丸一日は家やホテルからは一歩も出られず、夜も電気や明かりを点けてはいけないので、静かに過ごすのが一般的です。つまりサーフィンをするどころか買い物も外食もできません。さらには飛行機も飛ばないし、全ての交通機関がストップします。ちなみに20(火)もお店やスーパーなどは閉まっているところが多いです。

しかしニュピの前日18(日)には各地で前夜祭が催され、バンジャール(町内会)ごとにオゴオゴ(お神輿)が出されとてもにぎやかになります。特に盛り上がりをみせるのは、やっぱりクタですね。レギアン通では人形の行列があります。またテロの後、しばらく禁じられていた爆竹も今年は解除されるので、大きな音がいたるところで聞こえてくると思いますが、これは厄除けなのでご安心ください。お祭り騒ぎの後は丸一日潰すことになりますが、時間がある方にはこの前夜祭をゆっくりと楽しんでもらいたいですね。
またマディウィ近辺はヒンズー教徒が少ないエリアなので、ニュピ当日でも外出もOKですし、サーフィンもできます。 このタイミングしか来れない人はこのエリアを選ばれてみてはどうでしょうか。

それでもサーフィンすることがトリップのメインならば、20(火)以降に渡航することをオススメします。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(3月15日時点での予想)
▼インドネシア(バリ島):
現在強く吹いている風も、週末には落ち着きを取り戻す予想。そこそこ遊べるサイズも保つと思われる。しかしニュピ祭と重なるので、その祭りを楽しむこと以外はまともにサーフィンも観光もできる状態ではないだろう。