天気:雨時々曇
気温:24℃〜28℃
ウエットスーツ:トランクス〜タッパー
波:
週を通して西よりの強い風に悩まされ、西側のポイントは全滅…。
一方の東側のポイントでは、先週後半〜週末にかけてはスランガンやクラマスでは3−5ft、ヌサドゥアで4−7ftをキープし、風に抑えられてやや割れづらい感じはありましたが、そこそこ楽しめていました。

週明けからはサイズも下がり始めましたが、とにかく雨風が強い台風のような状態が続いてしまいました。まともに遊べる状態ではありませんでしたね。


※現地スタッフからスマトラ中西部で発生した地震などのレポートが届いています。

6(火)にスマトラ中西部で2度発生したM6.3の強い地震は甚大な被害を出しました。しかしバリ島では距離がかなり離れているため、この地震による被害は見られていません。80人以上の死者をだし、200人以上の負傷者という数が発表されていますが、まだ倒壊家屋の下敷きになってる人がたくさんいるということで、死亡者や負傷者が増えると言われています。2004年のスマトラ沖大地震の恐怖を甦らせた現地の人々は、いっせいに小高い丘や山、ビルなどに駆け上り、パニック状態になったと聞きました。宗教は違えど同じインドネシア内でのこの大事態。人事ではありません。バリ島も海に囲まれた小さな島。いつ地震や津波が来てしまうのか気が気でありません。

また7(水)朝方、ジョグジャカルタの空港でガルーダの飛行機が着陸失敗で炎上、乗客乗員140人が乗っていましたが21人が死亡というニュースが飛び込んできました。日本人の方も乗っていたのですが自力で脱出したみたいです。インドネシアではガルーダ航空に関連した飛行機が去年も墜落しているので、もしバリへの渡航をお考えの方は慎重に航空会社を選ぶことをオススメします。


※渡航者にご注意です。
3/19(月)はバリ島・ヒンズー教最大のイベント、新年を祝うニュピ祭が開催されます。この日が正月にあたるわけです。この日丸一日は家やホテルからは一歩も出られず、夜も電気や明かりを点けてはいけないので、静かに過ごすのが一般的です。つまりサーフィンをするどころか買い物も外食もできません。さらには飛行機も飛ばないし、全ての交通機関がストップします。ちなみに20(火)もお店やスーパーなどは閉まっているところが多いです。

しかしニュピの前日18(日)には各地で前夜祭が催され、バンジャール(町内会)ごとにオゴオゴ(お神輿)が出されとてもにぎやかになります。特に盛り上がりをみせるのは、やっぱりクタですね。お祭り騒ぎの後は丸一日潰すことになりますが、時間がある方にはこの前夜祭をゆっくりと楽しんでもらいたいですね。


サーフィンすることをトリップの中心に考えている方は20(火)以降に訪れることをオススメします。


●今週末のSwellは?
この予想は気象衛星NOAAとUS Navy(米国海軍)の波浪予測データに基づいた総合的な予想です。

(3月8日時点での予想)
▼インドネシア(バリ島):
週末はなんとか遊べるサイズを維持しそうだが、小波の物足りない状態になってしまうだろう。風は北西からの弱めの予想。