天気:晴(朝方に少し雨)
気温:25℃〜32℃
湿度:70%〜75%
ウエットスーツ:トランクス
波:
この先週後半〜週明けは西側のポイントを中心に終日十分に遊べる状態が整っており、サーファー達の顔も明るく、過ごし易い天候も相まって、何となく賑やかな一週間だったような気がします。

先週後半〜週末にかけてはウネリは南よりで風は弱い北西、クタ、エアポート周辺は平均2ft前後のスモールでしたが、東西の両サイドともに平均3-4ftで楽しめていました。その中でも抜群の状態を見せていたのはウルワツ。22(土)は弱いオフショアで、かなりホレたお馴染みのレフトブレイクが4-5ftサイズでパーフェクトチューブを炸裂させていました!! 週末に向けニュームーンタイド(新月の大潮)となるので、潮の上げ始めていた午後1時〜6時が特に良かったです。洞窟からパドルアウトして、ピークでテイクオフ、レストレックでチュ-ブメイク、コーナーで色々なマニューバー、さらにインサイドコーナーまで波が続く、200m位のロングライドとなる完璧な波が何本も楽しめていました。人数は50人ほど。

バドゥン半島西側、ウルワツテンプル(寺院)の下にあるウルワツポイントは、この季節に訪れたらぜひチェックしてもらいたいポイント。そこでちょっとウルワツポイントの紹介。ハイタイド時は上記のように洞窟からパドルアウト。ロータイドの時はリーフを歩いてポイントの近くに出ることもできます。
ウルワツには岸に向かって右側からテンプル、ピーク、レストレック、コーナーという4つのポイントがあり、まずはアウトのテンプル方面にしばらくパドリング。波が良ければ先週末のように各ポイントを繋いでロングライドとなります。
このウルワツで気をつけてもらいたいのが陸に上がる時です。ハイタイド時に陸に上がるのであれば、必ず洞窟より右側を目指してください。洞窟の手前にインサイドに引っ張る強いカレントがあるため、陸に上がれなくなる可能性もあります。潮回りも十分にチェックしておいて下さいね。

週明けも南南西のウネリは続いていましたが、力を落とし、バリ島全域でサイズダウン。西側のウルワツでコシ〜カタ。クタリーフ、エアポート、ハーフウェイはヒザ〜コシ。東側ヌサドゥアコシ〜カタ。スランガンでモモ〜ムネ。朝方は東側のポイントも良かったのですが、風が変わる午後になると西側のポイントが良かったですね。
週明けのベストは朝6時〜午後1時くらいまでのチャングー。セットは5分に1回。2〜3セットの波。レギュラーポイントではコシ〜カタサイズながら、テイクオフ後すぐにホレる波で、崩れる前にチューブメイクもできたし、その後はゆるくなってインサイドまでマニューバーを楽しめていました。

日本人サーファーも多かったですね。過ごし易くはなっていますが、訪れる時は日焼け対策は忘れずに!!