天気:曇時々晴
気温:21℃〜28℃
ウエットスーツ:タッパー
波:
先月末にオアフ全域にまとまって降っていた雨によりワイキキの一部の下水管が決壊して、500万〜1000万ガロンという大量の下水がアラワイ運河から直接海に流れ込み、ワイキキのポップス〜ケワロ横のポイントパニック付近まで汚染されてしまい、レプトスピラ症(糞尿などから発生し、腎炎などを引き起こす菌)の感染が懸念されアラモアナ周辺〜ワイキキ周辺は遊泳・サーフィン禁止となっていました。この事態は2週間ほどで落ち着くと見られております。

まずはサウス方面。
上記の汚染をよそに、東よりのウネリによって週を通してムネサイズの心地良さそうな波が割れていました。週明けになると晴れ間が多くなったために海のバクテリアの殺菌も進んで、ワイキキでは遊泳禁止が解除されましたが、ポップス、スリーズ、カイザー、ボウルズ、ポイントパニックではまだ海に入れません(4/6現在)。ダイアモンドヘッド方面は汚染の影響も無くムネ〜頭サイズで遊べる状態となっていましたが、風が強まる午後になると東〜北東のサイドからの風に面を乱される状況が目立っていました。

続いてイースト方面。
週を通してコシ〜頭サイズをキープしていましたが、東よりの風も入っていて風をかわせるサンディー横のアウトのポイント以外は少し物足りない状況。それでもBBならマズマズ楽しめていたようですね。

一方のウエスト方面。
先週後半〜週末は全く波が無くヒザ〜モモ程度のスモールとなっていましたが、ウネリが南よりと北西よりの両方面から入り始めた週明けに一気にセット頭までサイズアップ!! 5(水)にはオフショアのクリーンコンディションの中、十分に楽しむことができていました。

最後にノース方面。
こちらも雨の影響により前週から海水が濁った状態となっていましたが、サウスのような汚染はありません。3/23(木)にはシャークアタックもありましたが、もう強く警戒する必要はないでしょう。ただ…………週末まではなんとフラット〜〜!! パイプライン、サンセットも3歳児用モモサイズ?!くらい。「たまにはこんな静かな海で彼女と語ろうかぁ」なんて思っていたら、そこはノース。上記のウエスト方面もサイズアップさせた、ちょっとだけ入り始めた北西ウネリにドッカ〜ンとサイズアップ!!!! 5(水)のパイプラインで3-5ft、サンセットで4-6ftのビッグウェーブが炸裂。風もオフショア。久しぶりにノースらしいブレイクとなっていましたね。

日本からも多くの人が訪れるサウス周辺ですが、汚染警戒されているエリアでのサーフィンは控えましょう。今後警戒は徐々に解除されるので、ビーチサインやニュースなどをチェックしておいた方が良いですね。