今週はなんと言っても、トリプルクラウン第三戦・そして今年から再びWCT最終戦となったパイプラインマスターズの話題。先週の12/11には既にトライアルが行われていて、2000年のこのイヴェントの覇者で、スタイルマスターロブ・マチャドと、ハワイアンのブライアン・パチェコがワイルドカードを得ており、本戦は新しいWNWスウェルの到着を待って12/14に開催された。しかし、当日はどんどんとスウェルがビルドアップし、朝には6ftだったものの、次第に10〜12 ftのセットも入りだして、風もオンショアとなってしまったため、R1の残りヒートを6つ残したところで中断。12/15には20ftクラスのワイメアコンディションで当然延期となったが、12/16に10ftまで落ち着いてから再開され、翌12/17までソリッドな6ftのサイズでキープし、文句のつけ様が無いコンディションでコンテストは終了。数々のバレルライドの中頂点にたったのはアンディー・アイアンズで、これによって、アンディーはトリプルクラウンをも手中にし、ワールドタイトルも含めたパーフェクトな勝利という、1995年のケリー以来の快挙を実現した。来週もクリスマスにかけて大きなスウェルが入る予報が出ているので期待が持てそうだ。
オアフ島の波情報
過去の海外波情報データベース